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新生ガンダム

しんせいがんだむ

新生ガンダムは、アニメ『GUNDAM Mission to the Rise』に登場するガンダムタイプのモビルスーツ(MS)。
目次 [非表示]

A mission beyond the realm of the velocity of light……

A mission into the unknown……!


概要編集

大友克洋が監督を務めた短編CGアニメ『GUNDAM Mission to the Rise』に登場。

型式番号不明。メカデザインも大友が担当している。


地球連邦軍が「MISSION TO THE RISE」作戦のために、光速領域への到達とそれによる恒星間航行を目指して開発したモビルスーツMS)。

開発された年代は宇宙世紀0079年以降であること以外は不明だが、『Mission to the Rise』作中ではザクⅡなどが第一線で運用されている。ただし、作品の舞台は既存の宇宙世紀作品とはパラレルな「もう一つの宇宙世紀」だとされている。


機体形状は首と肩が一体化した独特なもので、内部機構を保護・補強するための蛇腹状の殻が全身の各所に設けられている。コックピットは並列複座式。

デザイン面でのイメージソースは「カブトガニ」と「サナギ」で、V字型のアンテナを始めとするガンダムタイプのMSのデザイン的な特徴は、存在しないか大きく形を崩した形で盛り込まれており、ガンダムとしては∀ガンダムに匹敵する異形の機体となっている。


涙滴型に近い飛行形態から人型の戦闘形態への簡易的な変形が可能で、飛行形態では全身が外殻に覆われているとともに、本体のスラスターに被さる形で巨大な推進器が背部に取り付けられている。戦闘形態への変形時には外殻と推進器が切り離されるとともに、肩部のアーマーが展開する。

「戦闘形態」と呼ばれているが、武装の有無などは不明。また、その性質上、リ・ガズィのBWSなどと同様に戦闘形態から飛行形態への再変形は不可能だと思われる。


発進時は「シード」と呼ばれるポッドに内蔵された状態でブラックホールへ向けて撃ち出され、ブラックホールの周りを周回しつつ大重力を利用したスイングバイによって加速。シードから飛行形態で射出され、その時点で光速に達する。

ただし、光速に近づくにつれて減少していく加速度などといった相対性理論に基づく障害に対し、どのように対処しているのかは不明。


「MISSION TO THE RISE」作戦は宇宙船「ロートス」で実施されており、ジオン軍部隊の攻撃を受けつつあるロートスから発進し、新生ザクの追撃を受けながらブラックホールに向けて突入する。


新生ザク編集

ザクII (大友克洋)

新生ガンダムと同様に『GUNDAM Mission to the Rise』に登場。型式番号不明。


ジオン公国軍が開発した光速対応MS。各部のデザインはザクⅡのものに近いが、機体全体は流線型に近いラインで纏められている。関節が蛇腹状になっているのが特徴。

新生ガンダムのような変形機構は備えておらず、加速には背部のブースターを用いる。

新生ガンダムがブラックホールへ突入したのを受けてジオン軍部隊の艦より射出され、光速領域へ加速しつつ新生ガンダムを追撃する。


関連タグ編集

大友克洋 ガンダム GUNDAM_Mission_to_the_Rise


アムロの遺産 - ガンダム30周年記念作品に登場したガンダム。

ガンダムG40 - ガンダム40周年を記念してデザインされたガンダム。

ユニコーンガンダム3号機フェネクス フェネクス(機動戦士ガンダムNT) - 亜光速での飛行能力を見せたガンダム。

ダブルオークアンタ - 量子テレポートによるワープ航法を使えるガンダム。

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