歴史
国鉄時代
当時は盛～綾里間を結ぶ盛線が1970年に、久慈～普代間を結ぶ久慈線と普代～宮古を結ぶ宮古線が1972年にそれぞれ開業したが1981年に特定地方交通線に指定され、3年後の1984年に盛線が南リアス線に、久慈線と宮古線が北リアス線にそれぞれ転換となった。また、南リアス線は工事が中断された吉浜～釜石間を延伸させた。
東日本大震災
2011年3月11日に発生した東日本大震災で、南リアス線・北リアス線両線が全線不通となるが、2014年4月6日までに全区間運転再開した。
リアス線へ
同じく東日本大震災で長らく不通となっていたJR東日本山田線の宮古～釜石間を三陸鉄道が譲受することが2016年に発表され、2019年3月23日に予定通り山田線の不通区間が三陸鉄道に転換されたことで路線名もリアス線に改称。路線長はそれまで営業中の路線では最長だった青い森鉄道や2006年廃止の北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線を超え、日本史上最長の第三セクター路線となった。
台風の被害
2019年10月12、13日の令和元年台風第19号の通過で全線が運休。大雨と強風などにより被害を受けた。特に旧山田線区間と旧北リアス線区間の被害は路盤流出など甚大で長期の不通が見込まれる。旧南リアス線区間は被害軽微で14日には運転を再開した。15日には旧北リアス線で被害少なかった宮古-田老も運転を再開し田老-久慈と宮古-釜石で代行バスを運転している。
駅一覧
| 駅名 | 乗り換え路線 | 備考 |
|---|---|---|
| 盛 | 大船渡線 | 旧南リアス線の起点 |
| 陸前赤崎 | ||
| 綾里 | ||
| 恋し浜 | ||
| 甫嶺 | ||
| 三陸 | ||
| 吉浜 | ||
| 唐丹 | ||
| 平田 | ||
| 釜石 | 釜石線 | 旧南リアス線と旧山田線の終点 |
| 両石 | ||
| 鵜住居 | ||
| 大槌 | ||
| 吉里吉里 | ||
| 浪板海岸 | ||
| 岩手船越 | ||
| 織笠 | ||
| 陸中山田 | ||
| 豊間根 | ||
| 津軽石 | ||
| 八木沢・宮古短大 | ||
| 磯鶏 | ||
| 宮古 | 山田線 | 旧北リアス線の起点で旧山田線の区間の一部。現在は当駅が終点 |
| 山口団地 | ||
| 一の渡 | ||
| 佐羽根 | ||
| 田老 | ||
| 新田老 | 2019年秋開業 | |
| 摂待 | ||
| 岩泉小本 | 2016年に小本駅から改称 | |
| 島越 | ||
| 田野畑 | ||
| 普代 | ||
| 白井海岸 | ||
| 堀内 | ||
| 野田玉川 | ||
| 十府ヶ浦海岸 | ||
| 陸中野田 | ||
| 陸中宇部 | ||
| 久慈 | 八戸線 | 旧北リアス線の終点 |
