概要
アーマード・コアシリーズの3作目であり、PSにおけるシリーズ最後のタイトル。
時系列としては1作目から若干過去・並行の話となっている。
ファミ通文庫から本作の公式小説版も刊行されている。
DISC2枚組構成となっており、主にDISC1はストーリー、DISC2は多種多様なアリーナが収録されている。
DISC2では機体とAIを設定してオリジナルのアリーナを作成することができる。
物語
未曽有の戦争となった『大破壊』により、人類は地下に都市空間を形成し、地上での文明再生のために耐え忍ぶ時代が続いていた。
国家はすでに体制を成さず、その代わりに『企業』が人々を統制し、その企業に雇用される傭兵「レイヴン」・そして彼らを統括する組合組織『レイヴンズ・ネスト』の二重体制により、地下文明の秩序は保たれていた。
彼らレイヴンの中には、自らの地位と名誉を賭けて臨む『アリーナ』と呼ばれる闘技場でその腕を競い、よりアリーナの高みを目指す者もいる。その頂点に立つものこそ、アリーナ不動の王者ハスラー・ワンと彼の駆るACナインボール。
ある日、レイヴンズ・ネスト所属のオペレーターであるラナ・ニールセンは一通のメールを受け取る。それはいつもメールのやり取りをする一人の男からのものだった。
これは、アリーナの頂点・ナインボールを目指した一人の男の物語である――。