概要
Yes!プリキュア5gogo!の敵組織エターナルの幹部。館長の秘書で、財宝鑑定士および施設の実質的な管理を務める女性幹部。上淵のない四角眼鏡をかけ、メドゥーサのような髪型が特徴。
戦闘時には眼鏡が消え、服装が若干変わり、髪の毛が無数のヘビに変化する。指先から発射する光弾のほか、瞳を赤く発光させ、見つめた相手を石化する能力も持つ(ただし、後者は自身の命を削る危険な技とされる)。華奢な外見とは裏腹に防御力は高く、人間態でミルキィローズ・ブリザードを受けても無傷だった。雷を素体とした龍型のホシイナーを使役する。
普段は館内勤務が多く、自分から戦線に出る機会はほとんどない。プリキュア5や財宝に関する情報を収集するため、部下達には事あるごとに大量の報告書の提出を迫り、さらに読むに値しないものは報告書と認めない。殉職した戦士の存在を完全に無視するなど冷徹非情な性格で、スコルプ達に嫌われ恐れられていることもあった。
館長に心酔しており、長年世界中の財宝を集めては館長に献上してきたが、どれも彼の心を満足させることは出来ず、歯がゆい思いをしてきた。さらにキュアローズガーデンに関するものを献上することが許せず、フローラに嫉妬するあまり彼女から館長宛ての手紙を運ぶ途中のシロップを襲撃、手紙を自分の机の引き出しに隠したり、4国王がすべて発見されたことを報告しなかった(このことから4国王をバラバラにしたのは彼女だと思われる)。また、秘書という立場上、かつて館長に多大な信頼を寄せられていたシビレッタを疎ましく思い、彼女に先に手柄を立てられることを危惧している。
キュアローズガーデンの扉が出現したところで再び前線に赴き、遂に戦闘形態に変身、ローズのメタル・ブリザードをも弾き返す圧倒的な戦闘力で窮地に追い込んだ。「プリキュア5をコレクションに加えたい」との館長の言葉を酌み、残された力をすべて使ってプリキュア5を石化することに成功する。しかし、それでも館長は彼女の方を振り向いてくれず、遂には彼も石化しようとするが、逆に消滅させられてしまった。その後、館長がプリキュア・ミルキィローズ・フローラル・エクスプロージョンに飲み込まれる際、館長に消滅させられる寸前に流した涙から出現、それまで見せなかった優しい表情を見せながら、館長を光に包みこむ。なお、彼女はプリキュアが一度も勝てなかった敵である。