概要
朝日ソノラマが発行していた月刊漫画雑誌。1976年創刊、1981年に休刊となった。後継雑誌は『DUO』。
手塚治虫が『火の鳥』を掲載するための雑誌を欲していたことから、1976年8月6日発売の9月号で創刊。学童社の『漫画少年』や虫プロ商事の『COM』の影響が多々見られ、トキワ荘系やCOM出身の漫画家が多数活躍した。当時のSFブームの影響で、SF漫画が多く連載された。
同誌デビューした漫画家には、細野不二彦、高橋葉介、あや秀夫、早坂照明などがいる。
1981年5月号で休刊。発行部数は創刊号で24万部、その後10万部前後となり、休刊時には3万部程度だった。後継誌として『DUO』が創刊され、光瀬龍・竹宮恵子『アンドロメダ・ストーリーズ』、山田ミネコ「最終戦争シリーズ」などは連載が引き継がれた。