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「流星を避けるぐらい訳ありませんよ」

宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち

 加藤三郎山本明亡き後にヤマトに配属された新人パイロット。徳川太助北野哲と同期。

 角刈り頭で風貌が加藤三郎・四郎兄弟に似ている。が、鼻筋が通って割とイケメン顔な両名に対し、坂本はやや団子っ鼻で、どことなく野暮ったい雰囲気も感じさせる。

 パイロットとしてはとても優秀なのだが、過信家でお調子者な性格が玉に瑕。初登場時には自分の腕を見せつけるため勝手に曲芸飛行を始め、艦載機の玩具扱いに怒った古代から平手打ちを食らっている。

 訓練時にも性格が災いして油断し、うっかり死にかけてしまい、やらかした罰としてヤマト艦内をパンツ一丁で走らされ、クルーに笑われる。

 パンツ一丁の後はエンディングまで出番が無いので、特に成長する様は描かれなかった。さらに本作時点では「加藤の2代目」と称されていたにも拘わらず、続編で新登場した弟の加藤四郎にちゃっかりそのポジションを取られてしまったので、北野哲ともども後のシリーズには登場しない。

 一応PlayStationのゲームシリーズでは加藤四郎を存在自体無かったことにして坂本を継続して登場させている。

 また、ヤマトクルーの会報誌で連載された『宇宙戦艦ヤマト復活篇』の前日談にも登場。同じく再登場を果たした北野に比べると若干出番は少ないが、なかなか重要な活躍をする。直接のやり取りはないが加藤四郎とも初めて共演した。

宇宙戦艦ヤマト2205

 航空隊の新クルーとして登場。

 茶髪のオールバックに垂れ目とだいぶ印象が変わっている。なお、この見た目に脚本担当の福井晴敏は「今時?となるような茨城のヤンキー」という印象を受けたらしい。

余談

同名の人物はいるがいずれも実在の人ゆえにイラストが皆無なので、pixivのタグとしては坂本茂で普通に通っている。

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