伊集院炎山
いじゅういんえんざん
概要
政府公認のオフィシャルネットバトラー。
小学生ながら頭脳明晰、冷静沈着で真面目な性格。
IPC(伊集院PETカンパニー)の副社長。社長は炎山の父親の伊集院秀石(しゅうせき)。
頭頂部が白、襟足が黒、という独特な髪色をしている。
光熱斗とはライバルのような関係。炎山は熱斗のことをゲーム版では苗字の「光」、
アニメ版では最初はフルネームだったが、途中から「熱斗」と呼んでいる。
劇中での活躍
『ロックマンエグゼ』の頃は事件を勝手に捜査している熱斗を現場をかき乱す素人であると疎ましく思っていたが、やがてその実力を認めるようになる。
続編の『ロックマンエグゼ2』では、前作での共闘からある程度熱斗を信頼するようになり、ダム爆破事件の際に起爆装置の処理を任せる程になっているが、アメロッパでのネットバトラー襲撃事件の際は、被害者のそばに熱斗がいたことで早合点して熱斗とロックマンを襲撃事件の犯人と決めつけてしまう(もっとも、熱斗以外無事な人がいなかった状況ゆえ、早合点しても仕方がなかった)。
『ロックマンエグゼ4』では、ブルースがネビュラのナビ500体に囲まれてしまったためやむを得ずダークチップを使用してしまう。
『*ロックマンエグゼ5』では、「チームオブブルース」を結成し、熱斗と正式に協力した。
アニメではN1グランプリの出場に必要条件のバトルポイント収集の時から熱斗を知っており、キザな一面を見せ、熱斗を見下していた。
またN1グランプリのタッグバトルでは、タッグを組んだシャイニングマンごとメガキャノンで撃破するようにブルースに指示するなど、冷徹な行動もとっていた。
その後、紆余曲折を経て熱斗と良きライバル関係となったが、その分変装をさせられたり不遇な目に遭うなどコミカルな面も多く見せるようになった。
初期設定ナビでも上位相手に立ち回れるほどオペレートの腕が高く、端から見ていた熱斗も感心するほどだった。N1グランプリでエレキ伯爵の妨害で画面が見えなくなっても、何の支障もなくオペレートでき、プログラムアドバンスまで繰り出した。
熱斗ほどではないが、女性キャラから好意を持たれる描写があり、綾小路やいとやアネッタに惚れられている。特に綾小路家とは、江戸時代からの腐れ縁である。
余談
名前の炎山は本名だが伊集院という苗字を知らないと、炎山という苗字だと勘違いしがちである。
この珍しい名前は、コンピュータの「演算」にかけているものと思われる。
余談だが、漫画版ロックマンエグゼ(鷹岬諒作)に「たまごのカラをかぶっている頭」のネタがあり、のちにそのネタがエグゼ4に登場した。その時はオート電話で「今俺の悪口を言わなかったか?」と問い詰める地獄耳…もとい勘のよさを発揮した。
読者や視聴者には「カリメロ」とも称されることも。
6のEDでは飛び級でアメロッパの大学に進学、エピローグでは国際オフィシャル長官に就任した模様。
設定資料では喪服を着た子供の炎山がいるので母親は死去したと思われる。
父親である秀石からは厳しく接されてるが父として慕ってるらしく人質に取られた際は何もできなかった。
ネットナビ
ブルースというネットナビを所有している。
オフィシャルのナビであるため、オペレーターからのスロットイン無しでバトルチップが使える。
そのため初めは戦闘をブルースに任せていたが、ロックマンとの戦いを経て、炎山自身で操作するようになった様子。
アニメ版では最初から操作していた。基本技はソード。