概要
太平洋戦争の激しい戦災で再起不能となった民営バスに代わり、尼崎市の三菱電機伊丹製作所が試作した電気バスを使用するという形で1949年にバス事業をスタート。
市域が狭く、鉄道の便の悪い地域へ路線を次々と拡張。阪急バスや阪神バスと競合する路線もある。
路線網は伊丹市内に限らず、隣接する尼崎市、宝塚市、川西市へも乗り入れる他、大阪国際空港のある大阪府豊中市にも空港ターミナルビルへ入る路線が乗り入れている。
関西圏のバス事業者としては珍しく、前乗り・中降りを採用している。(他には阪神バスの尼崎市内線など)
路線
- 伊丹駅発着
- 荒牧バラ公園
- JR中山寺駅
- 阪急伊丹駅経由JR伊丹駅
- 鴻池東
- 山田
- 昆陽里
- 西野武庫川センター前
- 松ヶ丘
- 阪急伊丹駅
- サンシティ
- 大阪国際空港
- 三師団・交通局前
- 山本団地
- 山田
- 北野
- 鶴田団地
- 荻野南
- 下河原
- 阪急塚口駅発着
- JR伊丹駅
- 阪急伊丹駅
- 昆陽里
- 三師団・交通局前
- 山田
- その他路線
- 三師団・交通局前 - 山本団地
- 三師団・交通局前 - 山田
- 三師団・交通局前 - JR中山寺駅
車両
一般的には競争入札を行い、一番安い価格を提示した販社のバスを購入することが多い公営バスに於いて珍しく、長年いすゞ車で統一していたが2019年にMP38系エアロスターが4両導入された。
2019年以前の数少ない例外は貸切観光バスと最初期のノンステップバス2両のみで、いずれも三菱ふそう製の車両が導入されていた。貸切観光バスは事業廃止により、ノンステップバスは老朽化により廃車済み。