概要
ピグリンは、ブタの顔をした人間型モンスターで、ゾンビピッグマン(現ゾンビピグリン)とは違い1箇所でも金製の防具を身に付けていないと敵対する(ただし、子供は友好mob)。関係するのは防具だけで、金製の武器は手に持っていても普通に敵対してしまうので注意。
2〜3体の集団でスポーンし、金の剣またはクロスボウを所持している。攻撃力・機動力が高く、周囲のピグリンも敵対するリンク特性も持つため、生身で囲まれればあっという間にやられてしまうだろう。またネザーのモンスターでは珍しく火炎耐性を持っていない。
プレイヤー以外には何か因縁があるのかウィザースケルトンと敵対し、お腹が空いた時には集団でホグリンを狩猟することもある。ホグリンの狩猟に成功すると極稀に両腕を広げて首を振りながら踊る事がある。ホグリンの狩猟は返り討ちに遭う危険性があるので無事に狩れて喜んでいるのかもしれない。
ちなみにゾンビピグリンとソウルサンドやソウルソイルから作られる光源系の青い光(魂の炎と言われている)が苦手で、近くにいると怯えたような声を上げながら逃げ出す。道中でピグリンとの接触が避けられそうにない場合はソウル系の光源を置いておくと良い。
金の防具を身に付けていると仲間として認められるのか中立mobになり、攻撃しない限り敵対してこない。しかし金関連のブロックをピストンで移動または採掘で破壊したり、チェスト類を開けたりすると(たとえプレイヤーが設置した物であっても)敵対化してしまう。郷に入れば郷に従うべし。
このモンスターは金製アイテムへの執着心が凄まじく、スポーン時に金製防具を身に付けていることがあるのはともかく、たとえ敵対していても金製のアイテムが落ちているとそちらの方に必ず目が行き(ごく一部のみ例外はあるが)、果ては他のピグリンが倒されて落とした金製の装備までも手に取ろうとする程である。また、敵対かどうかに関わらず金インゴット(金の延べ棒)をあげると様々なアイテムと交換してくれる。ネザー内では貴重な鉄塊やポーションを醸造出来ない環境ではありがたい耐火のポーション、珍しいアイテムのひとつとして泣く黒曜石やソウルスピードのエンチャントが付いたブーツや本と交換してくれる事もあり、ネザーの冒険を手助けしてくれる存在でもある。
ドロップ品はピグリンが手にしている、身に付けているものが確率で手に入る。が、集団で襲い掛かっているときは上記のように倒されたピグリンが落とした金製の剣や防具も拾おうとする習性があるため、金製のアイテムに見とれている間に倒したり逃げたりすることも出来てしまう。
統合版では敵対している状態のピグリンに金製アイテムで気を反らすと、実績『わーキレイ!』を獲得できる。
生息地はおもにネザーの荒地、真紅の森、砦の遺跡で特に真紅の森と砦の遺跡は彼らのホームグラウンドである。
砦の遺跡では自然デスポーンしない個体がいるほか、金の斧を武器として持ち、上記のピグリンの習性を持たず(ただし、ウィザースケルトンには敵対する)、プレイヤーに完全敵対するピグリンブルートという上位種も存在する(こちらも自然デスポーンしない)。
また、地上に迷い込むとわずか15秒程度でゾンビピグリンになってしまうので、実質地上に連れて行く事はできない。
余談
過去にピッグマンと呼ばれる友好mobが追加される予定があったが名前のみで実際に作られる事なく村人に置き換えられてしまったピグリンと特徴がよく似た没mobがいる。このピッグマンはオーバーワールドのブタをそのままプレイヤーと同じ姿にしたような感じになっている。
子どものピグリンは子どものホグリンに乗って遊んでいる事がある。かわいい
また顔がグラフィックの関係で豚の被り物をした女の子に見えたと一部で騒ぎになった事もあった。