「虎だ 虎だ お前は虎になるのだ」
CV:柴田秀勝(両作とも)
概要
「タイガーマスク」シリーズに登場する壮年の紳士風の男。容姿や声は似ているものの登場作品によって人物は異なるが、担当声優が同じため、本稿では両方を取り扱う。
タイガーマスク(1期)
「虎の穴」極東地区を統括するマネージャー。役を務めた柴田秀勝は本作がデビュー作である。外見はモノクルを着けた紳士ではあるが、性格は恐ろしく残忍。虎の穴を裏切ったレスラーに対しては処刑のために刺客を送り込む。タイガーマスクこと伊達直人やケン高岡こと高岡拳太郎、そしてミスター不動こと大門大吾も狙われ、大門については最終的に命を落としている。
103話「あがく「虎の穴」」で自らタイガーマスクを抹殺しようとして反対に返り討ちに遭い命を落としている。後作である「W」ではひび割れたモノクルとハットとステッキが遺品として残されている。
OP曲「行け!タイガーマスク」の台詞である「虎だ 虎だ お前は虎になるのだ」については、この時はミスターXがまだ未登場だったこともあり、富田耕生が声を当てている。
タイガーマスクW(3期)
新たに復活した「虎の穴」(表の顔は、グローバル・レスリング・モノポリー＝GWM)のボス。1期に登場したミスターXと姿と声は似ているが、上記の通り全くの別人。更には「レディ」と言う姪がいる。
日本でのプロモートは部下であるミスXに任せており、新たに登場したタイガーマスク(東ナオト)については虎の穴出身ではないこともあり、1期のような刺客を送り込んで抹殺するようなことはせず、反対に陰りが見えたGWMの常設会場、MAXドームの集客に利用するなど先代との違いがみられる。なお本作では彼自身が命を落とすことはない。
姪のレディはミスXの秘書を務める傍らプライベートを満喫する描写もあり、虎の穴崩壊後ミスXと共に日本に残り、ミスXが旗揚げした女子プロレス団体のサポートを務めている(日本に残ったことについては「外でキャリアを積むのもいいと思って」と発言している)。ちなみに高岡拳太郎の姪である高岡春奈もミスXのスカウトでその団体に在籍している。
本作で初めてOP曲での「虎だ 虎だ～」の台詞を語っている。
