概要
3Fのフロアマスター、誘拐犯側の人物の一人。
人物
一回目のメインゲームの後、3Fにてトト・ノエルとともに登場した誘拐犯側の人物。
涙人形を名乗っている。
言動は気弱かつ丁寧口調で、サラたちの心身の傷を手当てしたり、要望通りの料理を作ったりと一見献身的に世話を焼いているように見えるが、それは「デスゲームの参加者だからもてなしているだけ」とも言っており、時折冷たい一面も見せる。
ケイジには「悪人じゃないけど普通じゃない」と評されている。
ノエルが意図的に隠そうとした真実を話す、デスゲームの犠牲者の処刑を泣きながら行うなど、人並みの情はあり、積極的に参加者を陥れたりはしないようだが、一貫してデスゲームの主催者側、サラたちの敵としての立場を貫く。
前述のとおり傷を癒すことも役目としているため、医務室に行くとトラウマ等の心の傷も治療してもらえるが…。
ハンナキーに頼んで装置を使うと辛い記憶だけを消すことができるのだが、使用者は総じてハイになっており危ない状態に見える。もしやりすぎると…。
ハンナキーはこれについて、「人間の脳は辛い事は忘れたほうが良いようにできている」と言い、誰が何と言おうとこの方法も救われる方法だと思っていると語っている。
ちなみに、身体の傷には細胞の治癒を促進させる塗り薬が用意してある。
ハンナキーが自ら傷をつけて実演して見せた。
容姿
両目の下に描かれた涙のマークが特徴的で、常に困ったような表情をしている。
衣装はメロンソーダをモチーフにしており、ギンにはメロンソーダ女と呼ばれている。
ギンによると頭から甘い匂いがするらしく、本人曰く「ちゃんと美味しい」らしい。(ギンは気持ち悪いから食べなかったが)
本物なのか…?
ネタバレ
※これより下にはキミガシネ最終章前編Bパートラストまでのストーリー展開及びハンナキーに関するネタバレがあります!!※
ハンナキーの正体
ホエミーと同様、やはり彼女も人間であり研究者。
不当な待遇を受けている「優秀な人材」としてアスナロに引き抜かれた過去を持つ。
本名は並田 みちる(ナミダ ミチル)。
その後の動向
Q太郎が死亡してしまい,Q太郎の代わりの人形をマイに頼まれて制作する。因みにQ太郎の人形自身が後に,正体を明かしており,Q太郎は死亡したものの,不正の容疑がかかっていたケイジの命は救われる事となった。