プロフィール
人物像
海と船が大好きな、外国(英語圏と思われる)から来た少女。
自らをスーと称し、劇中でも一貫してスーと呼ばれている。
母語は英語だが、日本で仕事をしている父から日本語を学んだため、晴風乗員やブルーマーメイド隊員と通訳なしで会話できる。
ただし語尾や助動詞を省略したり、看板の文字を読めなかったり、コミカライズ8巻では「親睦会」
(英語ではinformal social gathering)という単語を知らなかったりする。
劇場版での活躍
行方不明になった父を捜すために訪れた横須賀で岬明乃や宗谷ましろと出会った。
スーが海洋学校歓迎祭で財布の中身をほぼ使い果たし、たこ焼きを買えなかったのを見た明乃から買ってもらったのが始まり。
歓迎祭1日目の夜、宿泊先を予約せず、晴風正副艦長とテントで野宿した。この際、看板の焚き火禁止の文字を読めなかったスーは釣った魚を埠頭で調理し、止められていた(英語を併記していない看板側も非があるだろう)。
歓迎祭2日目、朝は遅く起きて、自分のタブレット端末で任務(後述)を確認。競闘遊戯会を観戦中の晴風クラスと昼食をとると、自分の身長ほどのサイズのエンジン搭載ボートから任務の目的地(後述)に到着した。
以下ネタバレ注意
スーは本国では水先案内人として、船を軽々と操舵する技能を持つ。
だがその腕を、南シナ海を荒らし回っていた海賊に利用され、海上フロートを父を見つけると唆したリーダーに騙され、廃棄予定の海上フロートを港の入り口に移動させ、ブルーマーメイドを海上封鎖する任務を実行した。
フロートの爆破により、スーはタグボートから海中に投げ出されたが、ブルーマーメイドに救命され、回復後は晴風クラス担任の古庄薫から事情聴取を受けた。来日の前、海賊の依頼を受けて海上要塞で仕事をしており、その内部構造を知っていることから、武蔵に乗せることになった。
横須賀校の宗谷真雪校長は学生たちに危害が及ぶリスクから晴風一行の同行に消極的だったが、既に出港準備が整っていたことに気付き、同行を認めた。
晴風正副艦長の要望で要塞奪還に向かう武蔵に乗艦。本来はホワイトドルフィン艦隊が要塞内部に突入するはずだったが、艦船のサイズの問題で晴風が突入することになった。そのため、スーは要塞に突入する晴風に移乗し、要塞の内部構造を知っていることから、水先案内人の役割を果たした。
スーの案内と晴風乗員の活躍で、ついに難攻不落の要塞は沈黙した。
現在のところ、父との再会は描かれていないが、彼が今後の展開のキーパーソンになる見込みがある。