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ブルーマーメイド

あおきにんぎょたち

ブルーマーメイドとは、アニメ「ハイスクール・フリート」に登場する組織である。
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歴史

前身

ハイスクール・フリート世界では、大政奉還、王政復古の大号令が成立した後、坂本龍馬西郷隆盛より新政府参画を打診されるが、「世界の海援隊をやる」として辞退した。だが、政治から離れる意向を示したはいえ、大政奉還に大きく貢献した坂本の政治的影響力は大きく、薩摩藩内の討幕派は脱藩したとはいえ土佐藩の人間が新政府で地位を得ることを懸念し、まだ暗殺といった非常手段が横行していた時代という事もあり、龍馬の暗殺計画が密かに進められた。これを知った西郷は龍馬に情報を流し、薩摩藩邸への避難を勧めたが、史実と同じく風邪をひいて近江屋で療養していた龍馬はそれを断り、中岡慎太郎に護衛の強化と脱出のための船を用意させた。そして大政奉還の1ヶ月後に起きた近江屋事件で、集結していた海援隊隊士の協力によって暗殺団を撃退した。
龍馬は西郷に「国内では暗殺の危険があること」と「本格的な貿易事業を推進・世界の見聞を広める」目的から、海援隊の隊士とその妻女と共に横笛丸で日本を離れ、世界へと旅に出た。
この時、嫁ぎ先から戻り、一緒に同行することとなった龍馬の姉、坂本乙女が中心となり、海援隊士の妻女らに船の警護を目的とした訓練を始めた。
これが大元の始まりとされる。
また、この時訓練を受けていた女性の中に、作中の宗谷家の先祖、宗谷雪(宗谷お雪)も居り、彼女がブルーマーメイドの創設において重要な人物となっていく。

女子海援隊

航海を終え日本に戻った龍馬は、大阪で近代商工業の礎を築いていた五代才助と協力し、坂本商会を設立。廃藩置県以降職を失った士族を積極的に雇用し、明治六年政変で下野した西郷も合流した。
軍事組織としての側面も有していた海援隊は後に、陸援隊と統合され、士族たちも加わり翔天隊へと改組。さらに日本海軍に吸収されて、海軍陸戦隊の基礎となった。
この際、軍への士官を拒む者のために海援隊航海学校が設立される。
横笛丸で訓練を受けた女性たちも海援隊航海学校へと合流していくが、当時は男女差が激しい時代であり、海援隊の女性たちの活躍によって女性解放運動が盛んではあるとはいえ、「男女七歳にして席を同じにせず」という時代であったことから、男女区別なく同じ学び舎で受けることへの抵抗が激しかった。
このため、海援隊女子伝習所が新たに設けられ、女性たちはそこに移り、これが女子海洋学校の元となり、女子海援隊の創設へと繋がった。
女子校が整備され、カリキュラムも女子向けになるとともに、力仕事に不向きな女子のために各種自動化技術への研究が推進されるようになった。
当時のボイラーは石炭焚きであり、砲弾の装填と合わせ、戦闘艦艇の運用に多くの力仕事が求められていた。慢性的な労働力不足の坂本商会としても、機械への代替を魅力であることから利害が一致し、関西の財界を通じて帝国大学で各種自動化の開発を進めていくこととなる。

欧州動乱

女子海援隊が脚光を浴びたのは、現実世界では第一次世界大戦と称されるものに相当する欧州動乱が発生したときである。
無制限潜水艦作戦を実施したドイツ海軍により、公海上で連合軍の船舶が軍民問わず攻撃され、輸送船団の護衛が必要となった。
史実とは違い、国土沈降対策による海上都市建設と貿易活動で余力がないため中立であった日本も例外でなく、攻撃対象となり、安全な航行は難しくなった。
無論、日本のみならず各国も護衛戦力を出していたが、坂本商会はいち早く、独自にハワイ海軍に間借りしていた女子海援隊を用いて自社商船の護衛を行っており、比較的安全に航海を行っていた。
各国の海運事業がこれを知ったことで、女子海援隊への護衛依頼が殺到。
この当時、機雷による通商破壊戦も行われていたため、早くから掃海戦にも取り組んでいた女子海援隊は海上護衛と機雷掃海戦に特化した支援部隊として発展していった。
一方で、島国である日本にとって、シーレーンの防衛は死活問題であり、名目上ハワイ海軍所属となっているとはいえ、元は日本海軍の旧式艦艇を使用している日本人の多い女子海援隊を放置するわけにもいかず、海上支援補助部隊として認め、日本船籍で活動することを許可するに至る。
かくて、日本海軍内でブルーマーメイドが萌芽するのである。

史実とは違い、アメリカの不参戦、国外脱出に成功した皇帝派、共産主義革命拡大という非常事態で、なし崩し的に休戦に至った欧州では、ドイツを懲罰したいフランスと共産主義防波堤を期待するイギリス・アメリカにより、講和会議はまとまらず、欧州協調は遠のいていき、欧州大陸国家各国の国際社会における発言力は低下していった。
それに対し、海洋国家たる日英米の三ヵ国は協力体制を敷き、海洋国家の発言力は増していくことになる。

ブルーマーメイドへ

海洋国家たる英米両国では、日本の女子海援隊の活躍は、海上交通の安全上、興味深いものであった。だが、それ以上に両国の女性たちにとって海援隊は希望となり、同様の組織を渇望する声が高まり、終いには留学希望者や女子海援隊が名義上所属しているハワイ王国へ移住する女性も出るほどであった。
これを無視できなくなった英米政府では、自然休戦した欧州動乱の講和会議上で、海洋交通の安全を図る中立的な国際海洋機関の設立に本腰を入れ始める。戦後復興のために人手が足りず、国内世論から、女性のみの組織が検討されたが、日本以外で女性の船員事情は悪く、イギリスでは人手不足からはしけや沿岸用船舶に女性を雇用していたが、アメリカに至っては客室乗務員以外はほとんど存在せず、当然指揮経験も全くなかった。
そこで既にノウハウを積んでいた女子海援隊を利用し、各国へノウハウの供給し、各国で艦艇と教育機関の整備を行う間、日本の海援隊女子伝習所で教育を行わせることとなった。同時に私塾であった女子伝習所を母体として国家組織となる海洋学校を設立することとなる。
こうして国際的になってきた女子海援隊だが、結局のところ、表向きハワイ王国の沿岸警備隊扱いであるとはいえ、一企業の一組織であることは変わらず、国際化していく海援隊を坂本商会のみで支えるのは不可能になった。
そこで、初代女子海援隊殷の一人、宗谷雪が中心となって、国家同士によって支える国際機関「ブルーマーメイド」の結成が計画されることとなった。
日本政府としてもこれだけ実績を上げている組織を引き受けることに異論はなく、各国政府も同様であり、スピーディに進められ、無事に組織される。
なお、計画に尽力した宗谷雪は初代委員長を打診されたが、これを断り、呉女子海洋学校初代校長に就任した。
女子伝習所、海洋学校卒業した各国の女性たちは、それぞれの母国で基幹要員と教官となった。幸い自然休戦とはいえ、欧州動乱に決着がついたため、航路維持の仕事は減っており、人員の余裕はあり、国家の支援を受けるようになった女子海援隊改め日本ブルーマーメイドは予算的にも余裕はあった。
だが、世界中から送られてくる希望者を一挙に受け入れるのはさすがに無理があり、各国でも教育機関を整備しているとはいえ、各国でまともに活動できるようになるまで10年は必要であった。
おまけに安全維持活動の経験においても、海援隊で実績を積んだ日本が何歩も進んでおり、それを実地で身に付ける必要から、日本との共同演習が盛んになり、これが海洋学校の遠洋航海へと繋がっていった。また、伝習所の伝統として、士官と兵を分けずに教育することで海の仲間としての意識を共有できるようにしており、こうした結果から、日英米は、戦後の建艦競争とそれに伴うニイハウ条約(内容的に史実ワシントン海軍軍縮会議+ロンドン海軍軍縮会議)で制限を受けたり、日米緊張が走るといったイベントが起きたものの、良好な関係を維持して、TV版の時代へと至っている。

組織

本部はハワイ王国ニイハウ島にあり、中央管制機構を東京湾上のブルーマーメイド統合管制艦に置いている。
指揮系統は各国で独立し、それぞれの国のブルーマーメイドによって自国の領海の航路管理・維持、海難救護、掃海、海賊の取り締まりを行っている。
また、領海外であっても各国の隊が協力してこれらの活動に当たっている。

日本ブルーマーメイド

大枠


海上安全整備局
 海上安全管理部
  安全監督監
   安全監督部長
    安全監督監代行
     監督課員
      保安監督隊(本拠地:呉)---保安監督隊長官--------保安監督隊参謀長
                     |          ┗任務部門
                保安監督隊諮問委員      ┗救難支援部門
                               ┗機材管理部
                               ┗情報部
                               ┗危機管理対策本部
                               ┗地方支支部
                               ┗安全整備学校

部門別所属科

各部門隷下で判明しているもののみ記載する。

任務部門
 船舶安全課
 航路管理課
 掃海課
 救難課
 特殊潜入課
 強制執行課---保安即応艦隊
       ┗戦術執行部隊
救難支援部門
 救難研究課
 設備研究課
 隊員養成学校
 予備隊員課
 隊員募集課
機材管理部
 管理統括課
 造船課
 補修課
 各種工廠
地方支部局
 第一管区(北海道)
 第二管区(東北)
 第三管区(関東)
 第四管区(東海)
 第五管区(関西)
 第六管区(四国南部)
 第七管区(瀬戸内海)
 第八管区(九州北部、山口県)
 第九管区(福井から島根までの日本海側)
 第十管区(北陸)
 第十一管区(九州南部)
 第十二管区(島嶼部)
安全整備学校
 呉本校
 横須賀校
 佐世保校
 舞鶴校
 安全整備補助学校
 予備養成学校

関係人物

現職

TV版

名前CV.役職階級
宗谷真霜CV:中原麻衣安全監督室情報調査室一等保安監督官
宗谷真冬CV:優希知冴強制執行課保安即応艦隊「べんてん」艦長二等保安監督官
平賀倫子CV:野村真悠華安全監督室情報調査隊所属、部長二等保安監察官
福内典子CV:櫻庭有紗安全監督室情報調査隊所属「みくら」艦長-
寒川高乃CV:大津愛理保安監督隊所属二等保安監督正
志度琴海CV:相川奈都姫保安監督隊所属二等保安監督正
岸間菫CV:桑原由気保安即応艦隊所属一等保安監督正


アプリゲーム

名前CV.役職階級
浦賀鈴留CV:伊藤静設備研究課主任研究員-


コミカライズ版

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名前役職
マリア・クロイツェル-
リンゴル地中海所属


横須賀女子海洋学校

名前CV.役職階級
宗谷真雪 CV:甲斐田裕子校長       -        
古庄薫  CV:豊口めぐみ晴風クラス指導教官二等保安監督官 
老松亮  CV:若松佑  校長秘書兼参謀  -        
教頭   CV:鶴岡聡  教頭       -        
林町さき -         主席教官     上級保安監督監補
丘本みずの-         主席参謀     二等保安監督監 
関澤あけ美-         機関参謀     一等保安監督監 


※林町さき、丘本みずの、関澤あけ美の3人は、BD3巻の特典ブックレットの設定資料上に登場。
作中の西之島新島沖での演習に参加する教官として記載されていた。

海外校


名前役職
ケルシュティン・ロッテンベルクヴィルヘルムスハーフェン校学長
サシャ・エバンスダートマス校教頭

艦艇

改インディペンデンス級沿海域戦闘艦

性能

沿海域戦闘艦 インデペンデンス


全長127.4m
全幅31.6m
喫水4.3m
基準排水量2176t
最大速度44kt
航続距離4300海里(18kt時)
機関出力33700馬力+11000馬力
武装Mk.110 57mm単装速射砲×1 VLS装置32セル
艦載艇中型スキッパー×2
乗員40名

実在するアメリカ海軍のインディペンデンス級沿海域戦闘艦の架空の派生型。
インディペンデンス級の高速性能、広くとれる内部、汎用性の高さ、飛行船を運用できる広い甲板、多数のスキッパーを運用できる舟艇揚収能力が評価され、ブルーマーメイドで運用するために、凌波性、耐航性、航続距離を向上させ、VLSの搭載といった改良がなされている。
新生代のブルーマーメイド艦艇として大量生産され、各国のブルーマーメイドでの配備が進められ、コミカライズでは地中海でも運用されていた。
だが、小さな船体に多用途に能力を求め過ぎた結果、建造費が高騰してしまうという本末転倒な問題を起こしている。

TV版

教員艦「猿島(さるしま)」
指導教官である古庄薫が乗艦する教員艦。
謎の鼠・RATtによって、古庄ら乗員が感染し暴走。晴風に実弾射撃を行うが、最終的に晴風から演習用無弾頭魚雷による雷撃を受け浸水、適切なダメージコントロールがなされなかったこともあって沈没する。
カラーラインは横須賀所属を表す赤が塗られている。
艦番号は「Y083」。

教員艦「天神(てんじん)」
最終回で復帰した古庄教官らにより運用され、晴風の救援に登場する。
カラーラインは横須賀所属を表す赤が塗られている。
艦番号は「Y089」。

「弁天(べんてん)」
宗谷真冬が艦長を務めるブルーマーメイド所属艦。
船体色は黒色で、これは真冬の趣味である。艦番号は「BPF10」。
第10話で「鳥海」「摩耶」「五十鈴」を救助した。

「みくら」「みやけ」「こうづ」「はちじょう」
平賀が指揮するブルーマーメイド艦艇郡。
福内が艦長を務める「みくら」を旗艦とし、「みやけ」「こうづ」「はちじょう」と共に「パーシアス作戦」の別動隊として九州に配置されていたが、予想に反して武蔵が日本近海に現れたために九州から急行、武蔵と交戦する。
4隻とも、カラーラインは横須賀所属を表す赤が塗られている。
艦番号はみくらが「BPF14」、みやけが「BPF15」、こうづが「BPF16」、はちじょうが「BPF17」。

コミカライズ版

「スキアーヴィ」「トーナ」
リンゴルが指揮をするブルーマーメイド艦隊の改インディペンデンス級沿岸域戦闘艦2隻。
地中海の海賊の取り締まりに従事しており、作中ではシュペーとリンチェの護衛を行った。

超甲巡「あづま」

劇場版で登場したブルーマーメイド艦艇。
近々納入予定であり、劇場版ではドッグで最終チェックが行われていた。

大和

かつて宗谷真雪が艦長を務めていたブルーマーメイド艦隊の旗艦。
劇場版では呉女子海洋学校の大型直接教育艦となっており、おそらく宗谷真雪が艦長を務めたTV版9年前からTV版に至る間に、教育艦に移籍したと思われる。

ブルーマーメイド特殊任務艇

第4話で登場したボート。
モデルはSEALsのMk5特殊任務艇。
ブルーマーメイドで運用するため、独自の改良点として、炭素繊維を使用し、波の荒い日本周辺や外洋でも使用できるようにしている。
平賀倫子寒川高乃志渡琴海によって確保された明乃らと共に晴風に向かう際に使用された。

飛行船

ハイブリッド飛行船

通常の飛行船より扁平な形状をしており、空気抵抗を減らしつつ揚力の恩恵を受けることで、速度、航続距離、搭載量などで通常飛行船を上回る。哨戒機や通信プラットフォームとして活用されている。完全な架空ではなく、現実でも試作段階で開発が進んでいる。
作中では無人機として運用され、主に偵察に使用されている。
設定上では、Z60S型戦術偵察飛行船とZ53型大型輸送用飛行船が存在し、主に作中で使用されているのはZ60S型の模様。

関連タグ

ハイスクール・フリート はいふり
蒼海の世紀:坂本龍馬生存の経緯と作中に登場する女子海援隊の経緯が酷似しており、原案鈴木貴昭氏により、世界観は繋がっているとの明言を受けている。
女子海洋学校:養成機関

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