「ミケシロ」とはアニメ『ハイスクール・フリート(以下「はいふり」)』に登場する横須賀女子海洋学校に所属する岬明乃と宗谷ましろとのカップリングのことである。
概要
「艦長」と「副長」
出会い
2人は海洋学校の埠頭で出会う。明乃が食べたバナナの皮を踏んで足を滑らせたましろが海に落ちるところから始まる。入学式終了後のクラス分けで2人は陽炎型航洋直接教育艦『晴風』に乗り込むことになる。
理解できないとき(第1話~第7話)
実習では艦橋を離れて各所を直に確認する明乃と常時艦橋に立つましろとでなかなかうまくいかないことが多く、本編第5話後半でましろの怒りが爆発、明乃は単身スキッパーに乗り込み武蔵に近付くも転覆。その後第7話前半までぎくしゃくした関係に陥った。
仲直りのとき(第7話)
きっかけとなったのが、第7話後半の新橋商店街船の救助活動。明乃が最初「私もスキッパー・・・!」と思うが「(また艦長がスキッパーに乗って飛び出す気か!)」というましろの姿を思い出し、飛び出すことを思いとどまり艦橋に残りましろが現場に赴くこととなる。しかし、ましろが救助作業中に逃げ遅れて救出されるまで普段明乃の行動が危険と隣り合わせであることを認識した。無事ましろが艦橋に戻ると真っ先に抱きつかれたのは明乃だった。明乃からの「ごめんね」が聞けてぎくしゃくした関係は解消された。
雨降って地固まる・そして…(第8話〜最終話・OVA)
関係が改善された第8話では、比叡を止めるために明乃が提案した作戦を他のクラスメイト同様に了承。その際明乃は自分の独断ではなく、ましろを含むクラス全員に賛否を求めたこと、ましろが突っかからずに理解を示したなど、両名とも性格面での問題が治っている。
第9話でのシュペー救出作戦にて、スキッパーで突入することになった際には、明乃がスキッパー突入隊にましろに志願したこと、ましろも行くことを見越した上で後押ししたのちに艦長代理を務めたことなど、バディとして定着し始めた。
だが、シュペー戦において明乃は新たなトラウマを抱えてしまい、第11話での武蔵戦で遂に明乃がそのトラウマによる恐怖に押しつぶされてしまい、ましろも何も言えなくなってしまう。だが、柳原麻侖の説得によってましろは立ち直り、そのましろによる激励で明乃も復帰。最後の最後まで諦めず、遂に武蔵を止めることに成功した。
制圧部隊が武蔵に乗り込む中、明乃は親友に会おうか躊躇っていたが、ましろは笑顔で「行って!岬さん!」と、艦長副長ではなく友人として後押しした。
OVAでは書類の山に潰される明乃を、もえかと一緒に手伝うなど、その後もなんやかんやで友人関係は続いている。
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※この先劇場版のネタバレあり
劇場版において、歓迎祭の巡回を行っていたが、第三者から見ても良好な関係に映った模様。
(榊原つむぎ曰く「息があってる」、スーザン・レジェズ曰く「なかよし」)
だが、そんな2人にましろへの「比叡への艦長就任要請」が古庄薫教官から知らされる。
本来なら喜ばしいことだが、ましろは「慣れ親しんだクラスを離れること」、明乃は「ましろの好きにして欲しいけど本当は離れてほしくない」という葛藤にそれぞれ苛まれ、TVシリーズとは別の意味でギクシャクしてしまう。
共闘遊戯会、その後に起きた新たなピンチを経て、ましろが導き出した答えは…