「あれが罪ならばさ オレ 誰よりも罪 背負ってるよ」
「やっぱり純ちゃん カッコイイって思った」
プロフィール
舞台キャスト:東啓介
概要
箱根学園3年生のクライマー。
特徴は202cmの長身、くるんな左前髪(他部分はストレートである)とハート型の右頬のほくろ。
自転車以外にピアノが特技で、交響曲第9番等のクラシック・オーケストラの音楽、リズムに合わせ長身を左右に揺らし加速する「メトロノーム・ダンシング」を繰り出す。
基本的にややジト目気味でアンニュイな表情の持ち主。感受性豊かな芸術家肌。口調は柔らかく、素直で天然。黒田雪成に発言を突っ込まれることもしばしば。ただし、仲間に敬意を示さない相手に対しては人が変わったかのように剣幕で圧力をかけることもある。
黒田のことは「ユキちゃん」と呼んでエース&アシストでコンビを組み、泉田塔一郎のことは「塔ちゃん」と呼んで(最初「父ちゃん」と勘違いされていた)、初のスプリンター主将になることで悩む泉田を励ましている。
1年の頃、身長が伸び過ぎた影響で重心がふらつきうまく走れず、スランプに陥っていた時期に福富寿一と新開隼人の助言を受けて自分のスタイルを切り開き、公式レースへの出場を決める。しかし思うような走りが出来ずパニックに陥り「全てをリセットしよう」とコースを逆走してしまう。結果無期限謹慎を言い渡された過去をもつ。
それでも自分を信じ支えてくれた人達への恩義を胸に、王座奪還を狙う新生箱学のエースとしてインターハイに臨む。
総北の手嶋純太とは中学まで同級生・チームメイトで「純ちゃん」と呼び(手嶋からは「シキバ」と呼ばれている)、自転車を始めたきっかけでもあり親友と呼べる間柄であった。
IHでは1日目をトップでゴールしイエローゼッケンを獲得、2日目と3日目も山岳ゼッケンを獲得している(ただし、3日目の山岳レース自体は手嶋と争い僅差で敗れたが、その手嶋がリタイヤしたため権利が移ったことによる)。
使用車両について
使用車両はWilier(ウィリエール)のマリア・ローザ(ピンク)。フレームが特大サイズで、その姿を見た今泉俊輔はまるで小径車に乗ってるかと思ったくらいだった(フレームサイズが大きくなってもタイヤサイズが変わらないため)。
モデルとなったと思われる車両のフレームはこちら。
余談
家族は父・母・妹で、父親は仕事の都合でよく転勤する転勤族だった。妹の名前はツバサである。
手嶋と再会した峰ケ山のレースでは今泉のことを覚えてなく、何故かIHに出場してない杉元照文のことは知っていた。
CVを務めた宮野真守はTVアニメ3期開始前に公開された劇場版では、熊本台一の吉本進のCVを担当していた。