ショウグンギザミとは「モンスターハンター」シリーズに登場するモンスターの一種である。
特徴
『モンスターハンター2(dos)』で初登場。
興奮すると通常の倍にも伸びる巨大な鎌爪で様々な攻撃を繰り出し、
トリッキーな動きでハンター達を翻弄する。
また、爪の片方を叩き折られると、怒った状態を止めなくなる。
火山や沼地に生息するガミザミとは同族で、
ギルドが発行するクエスト内にガミザミの親分として紹介されることもある。
洞窟などの暗い場所を好み、天井を這い回る様が度々確認されている。
天井に張り付いた状態から地上の獲物へ液体を吹きつけてくる事があるが、
これはショウグンギザミの「尿」である事がわかっている。
外見が良く似ているダイミョウザザミと同様、背にヤドを持つが、
ダイミョウザザミの様に特定の種に固執せず、様々な種の頭骨を背負っている。
ダイミョウザザミとの類似点も多く、一説にはザザミ科の亜種ではないかとも考えられている。
亜種は甲殻の色が赤く、グラビモスの頭骨を選んで背負っており、
その体色は甲殻類の様に、食性の違いからこうなったと言われている。
通常種と比べてかなり凶暴らしく、通常種よりも戦闘能力は高く、
特に頭骨を介して腹から撃つ水流弾は強力で、
その希少性からG級ハンターでなければ狩猟が認められない特別な個体である。
『MHP2G』を最後に長らく出番がなかったが(一応、MH4(G)では素材のみ登場したが)、『MHX』にて久々に登場することが決まった。
P2G以前と比べると僅かに動きが遅くなったが、爪の攻撃を喰らい続けると裂傷状態になる。また、片方の鋏を壊しても怒らなくなった。続く『MHXX』では二つ名個体も追加された。
また、MHR:SBへの登場も決定した。
肉は独特の風味らしいが、悪食とされており、市場に出回る事は滅多にない。
どうしても食べたい場合は顔を隠し、偽名で依頼するのがマナーだとされている。
因みに悪食よばわりされているのは、火山や沼地の様な僻地に住んでいる為と言われているが、生息地が同じグラビモスは悪食とされていないので、不鮮明な点が多い。
武具
ショウグンギザミ素材を用いた武器は、剣士系武器なら斬れ味に優れ、ガンナー系武器なら貫通性能に長けており、武器の最終強化形(最終以外にもある)は、「用途そのもの」が名称に使われている(大剣なら「キリオトシ」、双剣なら「キリキザミ」など)。
防具は攻撃力や斬れ味等のスキルが付く反面、防御力や体力が低下するスキルも同時発生する。