概要
事の発端は、劇場公開に先駆けて2021年4月18日にYouTubeで公開された動画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|冒頭15分53秒(Aパート)【5月21日(金)全国ロードショー】』。
この動画内にはマフティーを騙ったハイジャッカー達がハウンゼンに乱入し乗客がパニックを起こす中で、リーダー格の男かぼちゃマスクが銃を乱射しながら「悲鳴を上げるな! 神経がいらだつ!」と言い放つシリアスなシーンがある。しかしこれがYouTubeの自動字幕により
「陰茎が苛立つ」
という低俗なセリフに誤変換されたものがスクリーンショットを取られ、Twitterに転載された事でネットスラングとして定着してしまった。
以前から性的な興奮を表すネットスラングとして「ちんちんがイライラする」という表現が存在したこともあり、ハイジャックという犯罪行為(小説版ではパイロットを殺していないが、アニメではパイロットを殺している)の最中におよそ似つかわしくない生理現象を起こしていると捉えられ、あまりのギャップが笑いを生んだのである。
彼らの名誉のためにもう一度言うが、このシーンはハイジャックを起こしている至極シリアスなシーンであり本来は笑い事にできない場面である事を忘れないでいただきたい。