概要
『機動戦士ガンダムAGE』の第二部・アセム編をベースに再構成した作品で、アセム・アスノとゼハート・ガレット双方の視点からAGEの物語を総集する内容となっている。
新規カットが1000近くあり、追加描写は60分以上に渡る。
監督はテレビ本編では20話のコンテ・演出を担当した綿田慎也、構成・脚本は本編やアセム編ドラマCD脚本を担当した木村暢。
TV版の監督・脚本のだった山口晋と日野晃博氏は協力・監修となっている。
先述の通りアセム編を中心とした総集編であるため、フリット編、キオ編、三世代編はダイジェストとなっており、本作だけを見てAGEの全てを語ることはできないと言える、TV版で書ききれなかった部分を補完する意味合いが強い作品である。
主な変更点
- 本編では描写不足だったアセムの学園生活やロマリー・ストーン、フラム・ナラの掘り下げも行われており、フラムに至ってはゼハートとのキスシーンまでもが追加された
- ロマリーがアセムの幼馴染に変更。
- 尺を縮めるために別の場面同士を合わせた結果、アセムのスーパーパイロット化がかなり早い
- ガンダムの保管場所がアスノ家の馬小屋から連邦軍基地となっている。
- PSPゲーム版に出ていたAGE-1ソーディアが逆輸入
- ゼハートの心理描写の大幅追加。これによりゼハートが何故、一度は否定したイゼルカントの「プロジェクト・エデン」を自らを追い詰めてまで遂行する事になったかが解りやすくなっている
- ディーンとルウのアノン兄妹やジラード・スプリガンが登場しない。アノン兄妹は名前のみ最後のあたりに出てくる
- ガンダムレギルスがゼハート搭乗後は赤く塗装される
- 最終決戦はAGE-2ダークハウンドとの対決。そのためテレビ版ラスボスのヴェイガンギア・シドが出てこない。