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鳥人族の編集履歴

2021-10-17 02:27:13 バージョン

鳥人族

ちょうじんぞく

「メトロイド」シリーズに登場している種族。しかしほとんどのシリーズでは登場しておらず、現在も謎に包まれた種族。

鳥人


メトロイドシリーズの鳥人族について

チョウゾの光



ゲーム作品登場時点ではすでに滅びた種族。チョウゾとも呼ばれる。平和を好み、穏やかな性質で多くの種族と交流があった。

宇宙で最も優れた技術と武力を持ち、並外れた身体能力や予知能力も持ち合わせているが種族の高齢化や少子化が進み自然との調和を選んでいる。彼らには心理プロテクトをかけられており、他者を傷付けようとすると精神と肉体に負荷がかかるようになっている(実際、漫画版では裏切ったマザーブレインと対峙したグレイヴォイスが、この負荷に苦しんでいた)。

同シリーズの根幹にかかわる生命体『メトロイド』を創造したのは彼らであり、またサムスのパワードスーツにエリシアン、そして後にスペースパイレーツの親玉となるマザーブレインの開発者でもある。

いわば「メトロイドシリーズ」の物語、そして戦士としてのサムス・アランの生みの親かつ育ての親とも言える。


幼くして両親と共に採掘基地へと移住したサムスは、3歳のころ採掘基地にやってきた鳥人族の長老・オールドバードとグレイヴォイスに出会い親友となるが、彼らを尾行していたスペースパイレーツによって採掘基地を襲撃され、結果両親を殺されてしまう。なお、この際の襲撃メンバーの中にはかのリドリーもおり、後にサムスと深い因縁を残すことになった。


悪意がなかったとはいえサムスの両親を死なせてしまったことに責任を感じたオールドバードとグレイヴォイスは、母星ゼーベスへとサムスを連れ帰り、20代近くまで養育した。

この際、ゼーベスの気候・環境に耐えられるよう鳥人族の遺伝子を与える遺伝子操作をほどこしたことで、サムスは超人的な身体能力を獲得している。

また技術の粋を集めたサムス専用のパワードスーツを製作し、宇宙の平和を彼女に託した。

サムスの持つ能力や武器には鳥人族の持っていた特技を模した物も多いとディレクターである坂本氏は語る。つまるところ鳥人族の中には体を丸めたり宙を蹴って飛び回る者が存在したということになる。

更に、パワードスーツの形状もまた古代の鳥人族の戦士の鎧と酷似している。

戦闘時には鳥人像によく似たスーツを着用し、先端が開口・そこからビームを発射するステッキ状の武器を使用することが確認されている他、サムスリターンズのギャラリーからエネルギーシールドや長槍を使うもの、大型のアームキャノンを装着したもの等武装面も豊富だったようだ。



サムスが幼少期の時点で既に種族全体の滅亡が見えていたらしく、サムスに戦士としての訓練をさせたほか、自分たちの代わりに宇宙の守り手とするべく、マザーブレインを製作。このうち、マザーブレインは同じく宇宙の守り手候補だったサムスへの嫉妬から離反、逆にスペースパイレーツの側へと寝返り、鳥人族を破滅させている。


マガジンZの漫画版ではゼロミッションの前にサムスが鳥人族を救うために一度ゼーベスにやってきており、そこではグレイヴォイスまでもスペースパイレーツ側に寝返っていた。

しかし、これは裏切ったマザーブレインを倒すための芝居であり、パワードスーツを装着して挑むものの、リドリーによって瀕死の重傷を負う。最期はサムス達を救うためにパイレーツの戦闘機を撃ち落とし、リドリーのプラズマ熱線で命を落とした。

この時、オールドバードを含め、漫画版では鳥人族の何名かは生き延びた事になっている。


後に、スペースパイレーツを討伐するべく再びゼーベスに潜入したサムスの前に、グレイヴォイスが残留思念として登場。バリアスーツと自分の理想をサムスに託し、消滅した。

その後サムスはリドリーと戦う事になるが、グレイヴォイスに後を託され、尚且つ装着者の精神によって性能を無限に上昇させるパワードスーツの特性から、リドリーのプラズマ熱線に無傷3カウントの間にウェイブビーム、アイスビーム、ミサイルを叩き込み、リドリーを瞬殺するというゲーム版ではあり得ないほどの力を発揮した。



初代~GBA版では


直接は登場せず、彼らが製作したサムス用のアイテム、防衛兵器、そしてアイテムの管理者をかねる鳥人像が登場している。

また、「ゼロミッション」では彼らの遺跡「チョウゾデイア」とその神殿「大軍神の間」が存在し、このうち「大軍神の間」はボス「大軍神」との戦闘エリアでもある。

大軍神はチョウゾの神。サムスに試練を課し、見事達成した暁には伝説のパワードスーツを託す。

なお、サムスも幼い頃にオールドバードに連れられて大軍神の間に来ていたようで、ゼロミッションのエンディングではその頃のサムスが残したと思われるあるものが見られる。


メトロイドⅡのリメイクであるメトロイドサムスリターンズではSR388で開拓していた鳥人族達の様子が見られるチョウゾメモリーがあり、アイテム回収率と共に解放される。


鳥人像

動く鳥人像その2

鳥人族の遺伝子を使用して作られた像。横スクロール版のメトロイドシリーズをプレイしたことがある人なら、「ビームアイテムの台座」「アイテム持ってる像」といえばピンとくるだろう。

大半は老朽化しているが、中にはセキュリティとして武装と自律思考を備えたものも存在しボスキャラとして襲い掛かってくる事も。金色の鳥人像はミサイルをキャッチして投げ返す離れ業を披露する。

余談だがサムス自身も「メトロイドEX」にて発射されたスーパーミサイルをキャッチし、敵目掛けて投げ返すアクションを見せる。


遺伝子を含んでいるため、Xに寄生され、擬態された個体も存在する。もっとも、鳥人族と関わりがないはずのB.S.Lに置いてある時点で、察しのいいプレイヤーには見抜かれる事がある。



プライムシリーズ以降では


やはり直接は登場せず、彼らが残した碑文が「チョウゾロア」として登場するほか、ステージの一つには彼らの遺跡「チョウゾルーインズ」が登場する。

碑文によれば自然と一体化し、鳥人族を含めた未来予知の能力を持っていたようで、予言に則って「戦士」(=サムス・アラン)用のアイテムを各所に配置していたほか、とある邪悪な存在を自分たちの命と引き換えに封印した旨が記されている。また、「賢しき者の一団が白い大地に黒い染みとして広がるだろう」としてスペースパイレーツがアイスバレイ(=雪ステージ)に台頭することも予言していた。

様々な星に彼らの遺産が残され、鳥人像はより神秘的かつ文明的な意匠が目立つようになった。無印メトロイドプライムのチョウゾルーインズ等から、大掛かりな像を置くエリアは基本的に天井が高いか、あるいは大きく開け放たれている事が多い。


このほかに、彼らの残留思念体「チョウゾゴースト」も登場する。


チョウゾゴースト

鳥人族の残留思念。ざっくり言えば怨念的なもので、鳥人族の碑文では「かたち無きもの」と呼ばれていた。

かれらの遺跡たるチョウゾルーインズへの侵入者に襲い掛かるが、考える力を持たないらしく、本来後継者であり歓迎する存在であるはずのサムスにも見境なく襲い掛かる。

当の鳥人族はこのことも織り込み済みであり「戦士としての試練ってことで」(意訳)と碑文に書き残している。 耐久力も攻撃力も高め。

チョウゾルーインズの調査に出ているパイレーツにもやはり襲い掛かっているらしく、そのことに頭を悩ませているレポートが存在する。

亡霊であるため透明になったり、自然界に存在するあらゆるエネルギーや武器が一切通用せず、パワービームとその特性を持つ武器でしか倒せない。更にエリアを変えたらすぐに復活する上ハッチもロックされるなどかなり厄介な敵。


メトロイドサムスリターンズメトロイドドレッド

長らく、平和で温厚な種族と思われた鳥人族だが、サムスリターンズのおまけ要素、チョウゾメモリーにて不穏な一面を覗かせた(詳細はリンク先にて。ネタバレ注意)。

更に、メトロイドドレッドのPVでは甲冑を纏った鳥人族の戦士が他の鳥人族を襲う壁画が見られ、惑星ZDRを捜索するサムスを銀色のパワードスーツを纏った鳥人族が襲いかかる。

平和的な種族でありながら高い身体能力と技術力を持ち、精神プロテクトをかけてまで他者を傷付ける事を良しとしないと思われた鳥人族だったが、メトロイドドレッドにて新たな事実が語られる事となる。


ソウハ族

SR388を開拓し、寄生生物Xに対抗するためにメトロイドを産み出した、穏健な民族。

メトロイドをコントロールする力を持っているが、操れるのは幼体までであり、成長したメトロイドは制御できない。そのため、成長したメトロイドをSR388に封印せざるをえなかった。

実は、サムスと交流を深めたオールドバードとグレイヴォイスもソウハ族であり、惑星ゼーベスの環境に適応するためにグレイヴォイスのDNAを移植したサムスにも、若干だがメトロイドをコントロールする力が備わっており、「フュージョン」で移植されたメトロイドのDNAの侵食を抑制していた事がメトロイドドレッドで発覚した。


SR388で開拓していたソウハ族の生き残り、クワイエットローブがメトロイドドレッドにてサムスを手助けする事になる。


マオキン族

銀河連邦軍の古い資料にて『戦士型』と記録された、武闘派な民族。

槍やアームキャノンなど、壁画やアーカイブにて武器を使用する鳥人族はすべてマオキン族であり、他者と戦うためか精神プロテクトが無いようで、チョウゾメモリーにも暴走するメトロイドに武器を手に戦う描写が見られる。

サムスの超人的な身体能力は、ソウハ族だけでなく、卓越した身体能力と戦闘能力を持つマオキン族のDNAも移植されていたのが理由である。


ソウハ族とは協力関係で、SR388の開拓やメトロイドの封印に協力していたが、ある事を目論んでいたマオキン族の長・レイヴンビークによって、惑星SR388を開拓していたソウハ族が皆殺しに会ってしまう。

メトロイドドレッドにてサムスが対峙する謎の鳥人族こそ、レイヴンビークである。サムスの身体能力の元であるだけあって、ベストコンディションのサムスであっても一方的に追い詰められる程の高い戦闘能力を持つ。


関連イラスト

いきなり動き出すやつ

Chozo Overlord


関連タグ

 獣人 メトロイド メトロイド(クリーチャー) マザーブレイン サムス・アラン

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