データ
役職 | 聖王国王族 |
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住居 | ホバンスの王城 |
職業レベル | クレリックLv?、セージLv?、ハイノーブル(一般)Lv?など |
誕生日 | 下火月27日 |
趣味 | 読書(特に歴史物が好きだった模様) |
二つ名 | 温厚なる王兄 |
概要
人物像
妹と同じく温厚で慈悲深い性格をしている。
優秀な人物であったがより優秀な妹には勝てないと悟ったため、貴族社会で生きる知識を求めた。また前述の性格から血族の争いを嫌っていたのもあり、カルカに譲る形で王座から退いた。
カルカが唯一信頼する王族なのもあって、王族では珍しくケラルトから恨まれていない。
己の選択に後悔は無いが「妹で大丈夫なのか?」という懸念はあった様で、書籍版13巻のキャラクター紹介文では、「聖王になっていたなら裏工作などの手段も講じる事が出来るため、妹よりも王職に向いていただろう」と評されている。
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この先、ネタバレ注意
実は本物のカスポンドは、物語開始以前にナザリックに捕らえられて即死魔法で殺されており、作中で登場するのはナザリックから送り込まれた二重の影(ドッペルゲンガー)である(本物のカスポンドの遺体はナザリックで保管されている)。
上述の性格は、ドッペルゲンガーの種族能力を用いて周囲がイメージする本物のカスポンド像を読み取った上で、演じているだけである。
デミウルゴスが魔皇ヤルダバオトとしてアベリオン丘陵の亜人を率いて聖王国の両陣営の邪魔者を掃討し、最終的に魔導国が統治する形で聖王国と丘陵を支配下に置く事を目的とした作戦のため、聖王国を二分させて対立と抗争を行わせるべく暗躍していた。
立場上戦闘に直接参加はする事は無いが、軍議のまとめ役、作戦の立案、南部貴族との腹の探り合い、救出された人々の管理などの激務をこなさなければならなかったため、「将来の練習になるが面倒な仕事だ」と内心で愚痴をこぼす場面が見受けられた。
カスポンドに成り代わったドッペルゲンガーは「捕虜収容所に囚われていたが解放軍に助け出され、ヤルダバオトや亜人連合軍打倒のための指揮を執る」という自作自演により、自然な形で主導権の掌握に成功。
演技中のためアインズに臣下としての振舞いが出来なかった事を謝罪した後、聖王国にて生かしておくべき人間の有無についてアインズから回答を得た。
魔導王がヤルダバオトを倒した後は、死亡したカルカに代わって聖王に即位。魔導国のための国家運営に着手する。