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カルカ・ベサーレス

かるかべさーれす

カルカ・ベサーレスとは、丸山くがねのライトノベル『オーバーロード』の登場キャラクターである。
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魔皇ヤルダバオト「一目見た時から丁度いい武器になると思っていたのだ」

概要

ローブル聖王国の当代聖王にして、史上初の女王。「聖王女」と呼ばれる。
先代聖王と神殿勢力の強い後押しによって、兄カスポンドを退けて即位した。
「ローブルの至宝」という二つ名で謳われるほどの美しい容姿で「黄金」の二つ名で知られるリ・エスティーゼ王国第三王女ラナーナザリック地下大墳墓の人外の美を誇るプレアデスにも匹敵する美貌の持ち主。
15歳で第四位階に到達した天才的な信仰系魔法詠唱者でもあり、高い戦闘力を持つ。

既に20半ば近くに達しつつある王族でありながら、実は未だ独身。
普段は表に出さないが、非常に強い結婚願望を持っており、その経緯と立場から相応しい男に恵まれにくく、さらにレメディオスとケラルトのカストディオ姉妹と自身も家族以外の男性経験が皆無な上に仲が良すぎるせいで周囲から同性愛者なのかと疑われてしまっているという状況に「我が儘は言いません。糸の一切ついていない、私という人間を愛してくれるお婿さんを!」と焦りに焦っている。
このため、部下にすら黙って美容魔法の開発に明け暮れており、肌年齢を維持するために美容魔法でのスキンケアを欠かさず行っており、今やその技術力は己の扱える信仰系魔法をも超え、周辺国の中でも最高峰の位置にいるが、上記の理由もあってカストディオ姉妹にさえ公言しないのでそのことを知る者はいない。

為政者としての性格

善良かつ真面目で気品があり、民を慈しむ心優しい性格の持ち主で、「弱き民に幸せを、誰も泣かない国を」という国是を掲げ、貴族や国民たちはもちろん腹心であるカストディオ姉妹にまで及んでしまっている亜人種や異形種に対する度を越した差別意識もない。
国中の人々がアンデッドが建国したという理由だけで毛嫌いしているアインズ・ウール・ゴウン魔導国に対しても「例えアンデッドであっても王の職務を立派に果たしているのであれば問題ない」と正しく評価できる人間としても大きな器があるという正しく「聖なる国の聖なる女王」に相応しい人物。
しかし、逆にそれが過ぎて強い態度に出られなかったりすることが多く、無難な統治で大きな混乱こそ起こしていないものの、「史上初の女王即位」という一大事で生まれた政情不安を抑え込むことが出来ず、聖王国南部に住む貴族や国民たちにより構成される保守派の反発を招き、加えて聖王国中に蔓延している度を越えた異種族に対する偏見を率先して嗜めることができないでいるせいで、豚鬼(オーク)を始めとする人間種と敵対していない穏健な亜人種まで戦乱に巻き込んでしまう失策を犯してしまっている。
そのため、その辺りの抑えは懇意の臣下であるカストディオ姉妹の武力威圧に依存する形となってしまっており、未だ根本的解決には至っていない。
一方で「国の敵」と見做した者を筆頭に相容れないと判断したもの対しては例外で、苛烈な性格をしているカストディオ姉妹程ではないもののそれが外敵であろうが身内であろうが、普段の彼女なら決してとらないような容赦ない手段を以て断罪することを躊躇わず、平時は甘やかしがちなカストディオ姉妹に対しても有事は手厳しい態度を持って接するなど最低限の公私を分けられるだけの立場を彼女なりに弁えている。
以上のことから、バハルス帝国皇帝ジルクニフには「八方美人」と蔑まれて嫌われている。

その最期

魔皇ヤルダバオトの襲来に際してカストディオ姉妹と共に出陣するが、ヤルダバオトによって概要の紹介欄のセリフを投げつけられた挙句に捕まり、抵抗虚しく本当に生きたまま棍棒のような打撃武器として使われてしまう。その所為で、読者によって付けられた渾名が、『聖棍棒』。
そのまま武器兼人質としてヤルダバオトによって使われてしまい、救出しようにもその為にはヤルダバオトと戦わざるを得ず、そうすると救出しようとしたその手でカルカを傷つけてしまうという。ジレンマに陥り、聖王国軍はヤルダバオトの暴虐を前に膠着状態になってしまう。
その後、ヤルダバオトの撤退に伴いケラルト共々行方不明となり、聖王国は混乱し、仕方なくアンデッドが支配していると言う事で敵視していた、アインズ・ウール・ゴウン魔導国に救援を依頼する事態となる。
それから暫くの間は消息不明のまま事実上の死亡扱いとなっていたが、魔導王アインズからの救援により戦線を持ち直しヤルダバオトとの決戦が始まった際に、首を刎ねられマジックアイテムとされたケラルトと共にヤルダバオトによって腐って下半身だけとなった変わり果てた姿となって聖王国首脳陣の前に差し出され、その目の前で残った下半身の遺体さえもバラバラにされる。
原作で明記される限り、人間種族国家の指導者としては、ナザリック関係者によって殺害された最初の指導者となる。

その後、残った遺体の欠片は保存状態の悪さから、国葬にすることもできなかったことから、そのまま荼毘に付されることになった。


関連タグ

オーバーロード(アニメ) オーバーロード(小説)
ローブル聖王国 レメディオス・カストディオ ケラルト・カストディオ

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