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ローブル聖王国

ろーぶるせいおうこく

ローブル聖王国とは、丸山くがね著のライトノベル『オーバーロード』に登場する架空の国家である。
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概要

リ・エスティーゼ王国の南西に位置する王政の半島国家で、国土は王国の半分程。外部との関わりが薄い国家であるため、聖王国が舞台となる12巻&13巻までは影が薄い国だった。
デミウルゴスが経営する牧場で飼育されている、“聖王国両脚羊(アベリオンシープ)”の原産地でもある。

ナザリックが世界を征服するための一環として、メインとなる12巻と13巻では聖王国の征服計画が進行するのだが、計画を一任しているのが例の如くデミウルゴスなため、悲惨な目に遭わされる事となる可哀想な国

WEB版では『ローブル王国』と呼ばれ、書籍版とは多少設定が異なっている。

政治形態と社会問題

代々の国家元首は『聖王』と称され神殿勢力が国政に参与しており、神殿勢力の総本山たるスレイン法国ほどではないが、非常に宗教色の強い支配体制を築き上げている。

このため、昔から協力関係にある近海に住む人魚(マーマン)や一部のドラゴンを例外とした人間種以外に対する風当たりも、常日頃から異種族と正面から争っている法国に次いで強いが、六大神を信仰する法国四大神のみを信仰する聖王国とは宗教的な価値観において溝があり、異種族への危機意識のお陰で対立関係に発展する事は避けられているものの、進んで協調しようとはしない。

半島を走る長い湾が国土を南北で完全に分断しているため、古来から南北間で支配体制の不安定化や、王侯貴族の対立が社会問題となってきた歴史がある。

軍事力

隣接するアベリオン丘陵が人喰いの亜人達の生存地帯となっている関係上、その侵攻を警戒して国土周辺を万里の長城を彷彿とさせる、全長100kmに及ぶ長大な城壁に囲まれている。
かつて、擬態能力を持つ“スラーシュ”という亜人により城壁を突破されるという奇襲を受けた教訓から、城壁を越えられた場合も国軍の到着まで持ちこたえられるよう徴兵制が敷かれる様になっており、以降は一定年齢以上の人間であれば全員武器を多少使いこなす事が出来る国民皆兵状態となり、階級の細分化で指揮系統を明確化しているなど軍事国家としての色彩も濃い。

リ・エスティーゼ王国では軽視されている魔法知識も貴族社会では一般常識になっている程、バハルス帝国と同様に教育が行われているが、神殿勢力を取り込めず魔力系に教育が偏っている帝国とは逆に、宗教国家というお国柄故にその教育は信仰系に偏っており、学ぶ知識も基本的に第二位階程度までと法国の水準の域には及んでいない。

更に城壁が築かれたのに加え、前述の国民皆兵状態への改革によって亜人達との全面戦争が無くなってからは、現在の王国と比べればマシなものの平和ボケによる腐敗が始まっており、加えて前例にない女性が聖王の座に就いた事で内部対立の火種が徐々に燻り始めている

主な戦力

  • 聖騎士団

総数は約500人程度で、殆どが難度20(《ユグドラシル》のレベルに換算すると7~8)のモンスターと互角を成す。最精鋭の中には、難度60(20レベル)のモンスターと1対1で戦える聖騎士が少数存在するという。

  • 神官団
その名の通り神官達で構成されており、有事の際には天使を召喚して戦う。しかし、使える位階は第二位階や三位階程度の模様。

  • 九色
聖王から与えられる一種の国家名誉職、または称号の様なもので、作中では『黒色』『白色』『桃色』『青色』『緑色』『紫色』『藍色』の称号が確認されている。
レメディオスの様に戦闘力を見込まれて与えられた者が多いが、中には忠勤や芸術分野での功績など、戦闘以外の働きでも聖王国への貢献として認められる事で与えられる場合もある。

作中の動向

ナザリックが転移してきた時代では、カルカ・ベサーレスが歴代聖王初の女王として即位した。
ただし、兄カスポンドを差し置いての先代聖王と神殿勢力の推薦と圧力による半ば強引な即位だったために、貴族らの反発を招いてしまう。
女王カルカは懇意の臣下である、レメディオス&ケラルトらカストディオ姉妹の武力を背景に貴族らの反発を無視して統治を断行、大々的な内乱への発展を防ぐ事に成功する。

しかし失策なく無難に治めていた一方で、前例のない女王の誕生で生じた混乱を根本的に解決する様な、大きな改革を行わなかったために、王家の威光の薄い南部を中心に次第に国民からも反発を招いてしまう
そんな最中アベリオン丘陵にて城壁が築かれて以来、これまで内輪揉めで聖王国に関心を示さなかった亜人達が、悪魔ヤルダバオトの手によって団結を見せ、ローブル聖王国へ突如侵攻を開始する…。

主な関係者

ローブル聖王国の当代聖王にして、史上初の女王。絶世の美貌の持ち主としても有名な人物。
侵略者や政敵を始め、相容れないと見做した相手には容赦なく叩き潰す事も厭わない冷厳さを見せる一方で、民を慈しむ慈悲深い王でもあるのだが、それ故に一部の民を切り捨てる事になりかねない大きな改革に踏み切れず、それが却って混乱を長引かせる原因になっている。

『九色』の白を担うローブル聖王国最強の聖騎士にして、騎士団を率いる最高戦力。
この通り戦闘力は文句無しなのだが、頭脳面はまるで駄目な脳筋なのが玉に瑕。また頑固で融通が効かず、狂気すら感じる正義感の持ち主でもある。女王カルカの懐刀の1つとして、その治世を支える。

ローブル聖王国最強の信仰系魔法詠唱者にして、神官団を率いる最高戦力。
同時に親友と姉に危害を加えようとする相手には、親友はもちろん姉すら霞む程の無慈悲で苛烈な報復を行う、聖王国最恐の存在。女王カルカの懐刀の1つとして、その治世を支える。

ローブル聖王国の王兄。王位継承権を妹に譲り、大人しく親族として貴族社会に下野した。
聖王国の王位争いが起こらなかったのは、カルカのカリスマを高く評価した彼が大人しく身を引いた事も理由の1つ。

聖騎士を目指して訓練中の従者。目付きが非常に悪い少女であり、それが悩みの種になっている。
父親譲りの弓の扱いを見せる一方で剣士としての適性はイマイチであり、「聖騎士に向いていない」と評される。

ネイア・バラハの父親。目付きが非常に悪く、娘のネイアに遺伝してしまっている。妻は元聖騎士の女性。
『九色』の黒を担っている凄腕の弓使いであり、家庭では娘を溺愛している親バカな父親。

『九色』(何色を担っているかは不明)の1人。我の強い性格をしているせいで上司の不興をよく買っている。パベルの事を尊敬している。

聖王国ダブル副団長の片割れ。上司であるレメディオスとは対照的に話の分かる人物なのだが、それ故に苦労が絶えず胃痛に苦しんでいる。

  • イサンドロ・サンチェス
聖王国ダブル副団長の片割れ。『九色』において桃色を担っている剣士。こちらもグスターボと同様に、上司の事で悩みの尽きない苦労人

余談

外部との関わりが薄かったお陰で、ナザリックと敵対する様な事態は避けられたのだが、作中では結局ナザリックに襲われてしまうという純粋な被害者的な側面を持っている
戦争相手の王国、ワーカーを送り込んだ帝国、シャルティアを洗脳した法国と比べると、一層に悲惨さが際立つ(もっとも帝国に関しては、ワーカーを送り込んだのはナザリック側がそう仕向けたからではあるのだが)。

もっともこの段階では純粋な被害者ではあるものの、貴族間に対立の火種がある事や国内に流れる亜人を敵視する風潮、ことにアンデッドを敵視する国是に至ってはナザリックの主導する方向性とは真逆であり、仮に今回の様な事が無く無傷で併呑された場合にも、旧聖王国勢力が他種族を迫害するなどして加害者側に回る構図となる事は想像に難くない。
もしそうなれば体面上、魔導国サイドからドギツい綱紀粛正が行われるのも時間の問題であったと言える。当人達には残酷だが、コラテラルダメージと言う事も出来る。

なお、オーバーロードのアニメ四期が決まったと同時に、聖王国編は劇場版での公開が決定している
王国滅亡編を纏めてアニメ四期で終わらせるのと同時に、分厚い聖王国編12巻&13巻分を劇場版用に短縮構成改良しつつ、地上波では規制が入る可能性のある“聖棍棒”等を劇場版で表現する為と思われる。

関連タグ

オーバーロード アベリオン丘陵 デミウルゴス牧場

架空国家 映画化

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