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十三英雄

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じゅうさんえいゆう

十三英雄とは、丸山くがね著のライトノベル『オーバーロード』に登場する集団である。

概要

200年前に降臨したプレイヤー、通称“リーダー”を筆頭とする13人の英雄達。

十三英雄と呼ばれているが実際には13人以上おり、人間以外の種族もいた。

これは人間を重視する者達からすれば、あまり多種族が活躍したという英雄譚を流されたくなかったからであり、結果として人間以外の英雄達が英雄譚の中に名前が挙がらなくなっている。

魔神との戦いでは天界から九体の女神を降臨させ、滅ぼしたとも封印したとも言われている。

最後は「神竜」と呼ばれる存在と戦い冒険を終えたとされているが、その戦いがどうなったのか生き残った十三英雄は誰も語る事がなく、真相は闇の中である。

強さ

伝承では第七位階以上の魔法を使ったと言われていたり、フールーダ「十三英雄の魔法使い達は自分と同等以上」と評する程の実力を持つ。

メンバー

判明している者を表記する。

  • リーダー

プレイヤーだったと思しき人物。性別は男性。イビルアイ曰く最初は単なる凡人だったとの事で、「皆よりも弱く、だが、傷付きながら剣を振るい続け、誰よりも強くなった」と話している。もっとも、そのイビルアイに言わせれば遅咲きの才能だったらしく、「持っていながら開花していなかっただけ」とも語っている。

詳細は不明だが、共に歩んだ仲間(プレイヤー)を殺してショックを受け早くに亡くなった際には、蘇生を拒否した。

書籍版14巻でツアーが偽名として使った“リク”という名前は、この人物の名前である可能性が高い。

“国堕とし”の異名を持つ吸血姫(ヴァンパイアプリンセス)。既に250年もの時を生きている。なお表向きの伝承では、“国堕とし”は十三英雄に討伐された事になっている。

現在はアダマンタイト級冒険者チーム、『蒼の薔薇』の一員。

“死者使い”の異名を持つ人間の女性。イビルアイと同じく、250年もの時を生きている。

魔神を討伐してから170年後に冒険者となり、アダマンタイト級のチームに所属しながら活躍したが、現在は引退して世界中を旅している。

  • 暗黒邪道師

詳細不明。

  • 魔法剣士

詳細不明。

  • 大神官

詳細不明。

  • 聖魔術師

詳細不明。

  • 魔法工

恐らく山小人(ドワーフ)の国にたった1人残ったという王族、“ルーン工王”と同一人物と思われる。

  • 祖たるエルフの特徴を持った者(仮称)

エルフ王家の者。

  • エアジャイアントの戦士長

旋風の斧を振るいし戦士。

  • 暗黒騎士

悪魔との混血児。四大暗黒剣の1つ『魔剣キリネイラム』の所有者。

ちなみにそのキリネイラムは現在、イビルアイの所属する『蒼の薔薇』のリーダー・ラキュースが所有している。

  • 白銀

正体は竜王(ドラゴンロード)の1体である、ツァインドルクス=ヴァイシオン。在籍時は、空っぽの鎧を遠隔操作していた。

  • イジャニーヤ

暗殺者の男性(WEB版ではツアーが「老人」と言っている)。ドラゴンの魔法的感覚器官を潜り抜ける事が出来る。

ティアティナが頭領を務めていた暗殺者集団、『イジャニーヤ』の祖。

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