概要
世界中で暗躍している謎の秘密結社。理性を持つアンデッドや、死を隣人とする死霊系魔法詠唱者(マジック・キャスター)などの面子で構成されており、アンデッドを使い過激な行動をとる為、宗教面だけではなく現実的な観点からも近隣国家から邪悪な敵と見られているカルト集団でもある。
トップに立つ盟主は『死の螺旋』(詳細は後述)を行い、一都市をアンデッドの跋扈する死都へと変えたという。
最高幹部は『高弟』と呼ばれ、全員で12人存在する。
死の螺旋
かつてズーラーノーンの盟主が行った、都市壊滅規模の魔法儀式。
アンデッドの集まる場所には高位のアンデッドが出現する傾向があり、高位のアンデッドが集まると更に上位のアンデッドが出現するという負の連鎖の現象を利用し、強力なアンデッドを召喚しようとする邪法。カジット・デイル・バダンテールは下準備を5年をかけて施した上で、引き起こされた死の螺旋から生じる膨大な負のエネルギーを自身に封じ、自らを強大なアンデッドに変貌させようと画策していた。
実際は約200年前に、ある勘違いをした者が説明した事を契機に誕生した魔法儀式の失敗作である。
所属員
- 盟主
ズーラーノーンの指導者。強力なアンデッドらしいが、WEB版のクレマンティーヌの見込みではアインズに勝てる可能性は低いとの事。
元々は、スレイン法国の神官長であったと思わしき描写がある。
- 十二高弟
ズーラーノーンの幹部たる12人の実力者達。
後述のクレマンティーヌやカジットもこれに含まれ、戦闘力の面では高弟の中でも下位に位置するカジットでさえ、第三位階までの魔法を駆使する程の力を有している。
十二高弟の1人。スレイン法国が誇る最強の特殊工作部隊・『漆黒聖典』の元隊員で、人類最強クラスの戦士。
しかし、十二高弟の中には彼女に戦って勝てる者が3名程いるらしい。
十二高弟の1人。エ・ランテルで弟子達と共に盟主が行った死の螺旋を再現し、自らアンデッドになろうとしていた。