CV.川村万梨阿(CDシアター版)
概要
エニックス(現:スクウェア・エニックス)のゲーム『ドラゴンクエストⅤ』に登場する、主人公の幼馴染の女性・ビアンカが少女だった頃の姿を指す。
主人公とは幼馴染なのだから、ビアンカが子供のときはもちろん主人公も子供である。
キャラクター
プレイヤー視点では、物語の初め、主人公と父親のパパスと召使いのサンチョが住む村サンタローズで初めて出会うことになるが、その前から主人公とビアンカは知り合いだった様子。
この時点では主人公より2歳年上の8歳である(このことから当時の主人公の年齢が6歳であることが分かる)。年上ぶって主人公に本を読んで聞かせようとするが「難しい字が多すぎる」と言ってやめてしまうなど、いささか空回りしている面もある。
ストーリー
自宅はサンタローズの隣町のアルカパにあり、宿屋を営んでいる。このためゲーム中での肩書も「やどやのむすめ」となっている。
父親ダンカンの病気を治すための薬を母親マグダレーナと二人でサンタローズへ受け取りに来たところで、パパス及び主人公と出会う。パパスたちは道中が危険だからとビアンカと母親をアルカパまで送っていく。
アルカパには無事到着し、ダンカンの病気も大したことはないと分かったが、街を歩いていたビアンカと主人公は子猫をいじめる少年たちに出会う。
「かわいそうだから放しなさい」と言うビアンカに少年たちは「レヌール城のお化けを退治してきてくれたらこの子猫をあげてもいい」と答える。
そこでその日の深夜にビアンカと主人公はお化け退治に近郊のレヌール城という廃城へ出向くことになる。
冒険の末に無事にお化けを退治してきた二人は、約束通り子猫を引き取り、主人公が連れていくことになる。ビアンカは子猫に名前をつけ、さらに自分のリボンを子猫に付けてやる。
子供ビアンカとはここでお別れとなる。次にビアンカに出会うときには双方とも大人になっている。
ビアンカの初期装備は「くだものナイフ」「ておりのケープ」「おなべのふた」である。いかにも自宅の台所などから間に合わせに持ってきたという感じがにじみ出ている。