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概要

新世界ワノ国出身の刀鍛冶にして剣豪

麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロの愛刀『和道一文字』や、20年前に死没した九里大名光月おでんの愛刀『閻魔』を作刀した人物。

ワノ国編にてゾロがおでんの娘日和から閻魔を譲渡された際、同じく刀鍛冶の天狗山飛徹の口から上記の二刀の鍛造者が同じであることが語られる形ではじめてその名前が登場した。因みに二刀はいずれも“大業物21工”に数えられる名刀中の名刀であり、閻魔に関しては“地上最強の生物”百獣のカイドウの体に唯一傷をつけた伝説の刀とされており、刀工としての腕は非常に高かったと考えられる。

加えて、コミックス96巻のSBSによると、ゾロの出身地である“東の海シモツキ村の創設者にして、彼の師匠でもある一心道場師範コウシロウの父であることも判明した。

来歴

明確な時期は不明だが、将軍家の嫡子であるおでんが出生した後(59~55年前頃)に鍛造した『閻魔』を送る。

55年前、経緯は不明だが同志たちと共にワノ国を違法出国し、大冒険の末に東の海に辿り着く。山賊に襲われる人々を救い、その後は自ら剣術を教えていたが、その中にいた一人の女性と恋に落ち、以降はかの地に村を築き暮らすようになったという。月日は流れ、コウ三郎の所持していた『和道一文字』は息子のコウシロウに、更にその後はコウシロウの娘(自身にとっては孫娘)であるくいなへと継承されていった。

(その後、くいなは不慮の事故で死去し、親友でもあったゾロがコウシロウから和道一文字を譲り受け、現在に至る。)

ゾロは幼少期に“村のジジー”なる人物から剣を振る際の勇気が出るおまじないとして「スナッチ」という掛け声を教えられたことをモモの助に語っており、これは九里の古い方言である「捨名ッ地」であることが後にアシュラ童子(現・酒天丸)の回想にて明らかとなった。ワノ国の、しかもモモの助の世代では知られていない古い方言を知っている。

この“村のジジー”こそがコウ三郎本人である。

コウ三郎は自身が侍である事を秘密にしており、ゾロに『侍だと知られたら海軍が押し寄せてくる』と言い道場の者達に秘密にするよう言いつけていた。

くいなに負けて1人で練習してたゾロに無償で自身が打った刀を二本譲っている。刀は本人曰く『ナマクラ』であり銘も付けられていない無銘刀で、ゾロに練習にでも使うよう言っていた。その際にゾロに刀について詳しく語っており、『刀にも性格がありそれを服従させるのが剣士』『妖刀は名刀』『妖刀と名付けたらそれは誉れ』と語っており、閻魔についてもゾロへ自身が若い頃に打った『人生最高の一振りに地獄の大王の名を与えた』と言っていた。

ゾロはジジーの名前はずっと知らずにおり、ジジーがくいなの祖父であることはジジーの死後に初めて知った。

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