KM(13日の金曜日)
けーえむ
演:リサ・ライダー / 日本語吹き替え:唐沢潤
概要
『ジェイソンX 13日の金曜日』の登場人物の1人。
実は人間そっくりに作られた女性型アンドロイドであり、正式名称はKM-14。
荒廃した近未来の地球(現代から約400年後)を調査に訪れた宇宙船のクルーの1人であり、生みの親であるツナロンとは恋人の関係。…そのおかげで他のクルーからは『ラブ・ボット』とからかわれている。
自我を持つほど優秀な人工知能を搭載しており、ツナロンの前でオッパイを見せたり、中盤でジェイソンが宇宙船内で殺戮を開始した際に一度は「生存率12パーセント」と絶望的な数値を述べた直後にツナロンにキスされた途端に「53パーセント」へと訂正する等、外見だけでなく中身も人間に近い。
初登場時はコールドスリープ状態だった主人公のローワンを治療していた。
本編後半ではジェイソンに対抗する形でツナロンの手で戦闘用へと急遽改造されてボンデージのような漆黒のボディスーツ姿でジェイソンの前に立ちはだかった。
装備した銃火器に加え、アンドロイドのパワーを活かしたアクロバティックな格闘アクションでジェイソンを圧倒して一度は彼を倒す事に成功。
その後、脱出準備に取りかかっていたところ、サイボーグとして復活したメタルジェイソンが現われ、再び応戦するも武器が全く効かず、その隙をつかれてワンパンで首がもげて逆に敗北。
だが、頭部だけの状態になりながらも機能は停止しておらず、船内のシステムと直結してクリスタルレイクやエッチな女性を再現したホログラムでジェイソンを撹乱させる等、最後まで主人公達の勝利に貢献していた。
ラストではツナロンとローワンと共に生還した。
余談
「作中のラストでジェイソンが倒される」というのが『13日の金曜日』シリーズのお約束であるが、シリーズの多くは「罠にハメる」「油断した隙に攻撃する」「集団で攻撃する」等、様々な要因が味方してジェイソンを倒せたというものである。
以上の事から、(一度だけとはいえ)KMはジェイソンと真っ向から戦って無傷で倒した数少ないキャラと言える。