声優一覧
概要
『魔法陣グルグル』の主人公にしておとぼけ勇者様。初期Lv:1、HP:10、MP:0。
グルグル暦1298年10月21日生まれのO型。冒険開始当時13歳。
最終Lvは長らく不明だったが、グルグル2にてククリの「前の冒険のレベルが残ってて」というセリフから、恐らく14だったと思われる。
ガンガンONLINEで開催された人気投票では第2位にランクイン。獲得票数は2182票。
中間結果ではキタキタ親父に6票差で負けていたが、主人公パワーか、無事に追い越せた。
ちなみに第1位はククリで689票差で敗北。主人公コンビでワンツーフィニッシュを決めた。
人柄
お調子者の『勇者』と言っても、元々は勇者マニアの父バドに勇者として仕立て上げられ無理やり旅立たされたと言うのが真相で、職業適性は『盗賊』
バンダナがトレードマークで、服装も動きやすい軽装でいることが多い。
後には本当に勇者の資質が明らかになるが、お調子者なのは変わらずであった。
なお、グルグルの世界では『勇者』は職業ではないため、『勇者の称号を持った盗賊』のような感じである。勇者としての正義感も使命感も全く持ってないが、地位や名誉や財産にもあまりこだわらない。要するに勇者としてのやる気がない。さらにはお調子者なためその場のノリにとても影響されやすい。
こう書くとものすごく適当な人間のように思えるが、実際にその通りである、
だが、根源的には優しいお人好しで、ノリと勢いに任せて危険なこともやり遂げるので、他人には割と好かれている。
すごいお間抜けなので作中ではククリと一緒にボケたりもするが、基本はツッコミ役。
その証拠に物語終盤のダンジョンにて、ツッコミによって真価を発揮する『勇者の拳』というアイテムを手に入れた。
アニメ第3期では普段はちゃらんぽらんで素っ気ないフリをしつつも、ククリをさりげなく励ましたりフォローしてあげる場面から「ニケメン」と評される事も(デビルククリへの変化を見たアラハビカ編以降はその傾向が強くなる)。
能力
父親に勇者になるように幼い頃から訓練を仕込まれており、身体能力が高い。
また剣も扱い、第1巻の扉絵では『剣術に長けている』と書かれたが、その腕前はゴチンコが紛らわしいリアクションでがっくりするほど才能がない。
適正職業である盗賊の特徴は『素早さが高く、運がよく、剣は不得意』であるため、元より長剣や、素早さが損なわれる兜や鎧といった重い物はあまり似合わない。
最初はククリの魔法に頼る場面も多かったが、後にガタリの『啓示(けいじ)』を受けて自分の資質、勇者だけが使える光魔法『キラキラ』の存在を知り、4人の自然界の王と契約を結び、キラキラを習得する。
キラキラの他にも「カッコいいポーズ」も覚えており、花の国ではプラナノを目覚めさせた。
魔法陣グルグル2
ギリを封印し天界へ辿りつくが、平和な天界に早くも飽きてしまい、ククリと共に地上へ戻りジミナ村へ帰還。
その後「まだ結婚とか早い」というわけで、コーダイ王推薦のエリート学校へ入り、学生として暮らしていた。
ちなみにククリが未だ本名呼びに照れてしまい、本名と「勇者様」が混じった「乳者様」という呼び名があだ名になってしまった。
英雄にはなったが基本的にやる気がないので、たまに厄介事になると替え玉を立てて姿をくらますということを繰り返していた。
しかし僅か2週間で世界に魔物が湧きでるようになってしまう。世界弱っ。
英雄ということで魔物討伐に召集されるが「すごい力持ってても面倒はゴメン、一市民としてやりすごしたい」というライトノベルみたいなことを言って逃れようとする。
が、勇者マニアの父にそんなこと受諾されるはずもなく、再び旅立つことになった。
現在は再び訪れたキタの町で再会したザザミグ兄妹と共に4人旅の真っ最中。
ザザのLvを調べてもらうついでにニケ達も調べてもらい、現在Lv14と判明した。
後に魔王の呪いの影響で、夜になると”月を食べる竜”に変身してしまう体になってしまった。
光魔法キラキラ
光魔法の最高峰で、勇者だけしか使うことができないと言われている。自然界のあらゆる力を剣に変えて取り出すことができる魔法。
詳しくは当該項目を参照されたし。