概要
当時のスーパロボット大戦ではオールドタイプには人権がなかったと呼ばれるほどキャラ格差が激しかった作品である。リアル系の中でニュータイプ、強化人間、聖戦士以外のキャラはシステム上、全く使い物にならず2軍行きとなるほどであった。「ニュータイプにあらずんば人にあらず」とファンの間で呼ばれる始末である。
それはスーパーロボット大戦F完結編で本格的に参戦を果たした新機動戦記ガンダムWのキャラにも該当し、彼らも基本的にオールドタイプに属するため全く使い物にならずに、2軍行きという非情なまでの仕打ちを課せられることになる。ヒイロは唯一精神コマンド「集中」を持ち合わせており、ウイングガンダムゼロカスタムを入手さえできれば自軍でトップクラスの性能になるが。
スパロボの攻略本は辛口で辛辣な解説が有名である。当時はエヴァンゲリオンと肩を並べるほど人気のあったガンダムWのキャラ解説でも全く忖度することなく、容赦なく切り捨てられていく(しかし残念なことに全て事実であり、その辛口な解説には人気がある)。
代表的な例としてごひと終始ネタキャラになってしまった張五飛の解説が有名である。
「一応仲間になるくらいの認識でいいキャラ」
「やる気がないんじゃないかと疑いたくなるほど回避力が低い」
「仲間になるといまいちだった」
ちなみに機体のアルトロンガンダムはトップクラスの性能を誇るために「機体のポテンシャルだけを見るとかなり良い感じであるが、肝心のパイロットがどうしようもないので、実践で使うのはちょっと辛いか」と解説される始末である・・・