安西信行
あんざいのぶゆき
安西信行とは、日本の漫画家。
概要
1972年8月19日生まれ、千葉県出身、O型、既婚者。
1990年に『剣2 STRENGER!』で、第26回小学館新人コミック大賞佳作を受賞し、『D-FUCKER』でデビュー。
その後週刊少年サンデーを中心に作品を連載した。
ヘビーメタル愛好家でもあり、その気質は作品にも反映されている。
腱鞘炎については前作『烈火の炎』の終盤時点で既に兆候が出ており、この時期の作中の作画カロリーを考えると罹患しても致し方ないといえるほど、凄まじい描き込み具合だった。
2013年11月、久々の新作を竹書房の漫画雑誌『まんがくらぶオリジナル』に掲載。
2018年には、7年ぶりにサンデー系列の雑誌に復帰。『麗の世界で有栖川』の連載を始める。
作風
少年漫画らしいライトなキャラクター造形とノリの軽さと、ときにグロテスク・エロティシズムを前面に押し出したダーティーかつシリアスな描写、さらにそこからの熱い展開を持ち味としている。
ギャグや下ネタに突っ走る時は軽妙な丁々発止とド突き漫才で笑いを誘い、狂気や悪意を描写するときはホラー作品級の残虐シーンを濃密な描き込みで容赦なく用いるなど、時と場合においての温度差が凄まじいことに定評がある。
関連人物
藤田和日郎・・・師匠。
中山文十郎・・・同門で旧知の仲。『R・PRINCESS』内にて城池(中山)の名前を忍者下着泥棒の本名に使ったが、その後に中山が『まほろまてぃっく』内で同様の話を書き、そこに出てくる忍者下着泥棒の本名に安西の名を使われるという、仕返しされてしまった。
赤松健・・・同業の親友。『A・Iが止まらない!』の巻末で当時仕事に使用していたと思われるパソコンシステムを紹介されたことがある。