ターラカ
たーらか
ターラカとはインド神話に登場する存在。複数の者についての伝承がある。メインイラストはヤクシニーのターラカー。
概要
ターラカ
インド神話の「クマーラ・サンバヴァ」に登場するアスラで、名は「星」という意味を持ちタラカースラともいう。
父親はヴァジラナカで、トリプラースラと呼ばれる三人の息子(ヴィドゥユンマーリン・ターラカークシャ・カマラークシャ)がいる。
苦行によりシヴァの息子以外には殺されない不死身の肉体を手に入れ、瞬く間に三界(天上界・空中界・地上)を支配するアスラ王となった。
シヴァはその頃最初の妻サティを失い、悲しみから瞑想に浸っていたが、神々の努力によりパールヴァティーと再婚し、息子のスカンダ(カルティケーヤ)が産まれたことによってターラカは退治された。
創作での扱い
マハラジャ
サンソフトがファミリーコンピューターで発売したインド神話の世界がモチーフのADVゲーム。
4本腕の魔神として登場。
アスラのターラカがモチーフとなっており、鉄の塔のヴィドウユンマリ、銀の塔のカマラークシャ、金の塔ターラカークシャの同じ姿の息子3人を倒し、伝説の神々の弓矢を仙人に修復してもらわないと倒せない。