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概要編集

ラーマーヤナに登場する英雄の一人で、『ラーマーヤナ』の主人公であるラーマとは腹違いの弟に当たる。

彼とその兄弟達もまたヴィシュヌの化身とされているが、異説ではナーガラージャであるシェーシャの化身であるとも。ラーマの妻であるシータの妹ウールミーラが彼の妻に当たる。



ラーマへの忠誠心はとても厚い為に、彼にはラーマ夫妻に付いていく言われは無かったものの、彼らが国を追い出される日には自ら勧んで彼らに同行していった程。ラーマもそんな彼を非常に愛していた。

その一方で比較的冷静なラーマに対して激情家な面があり、理不尽な事や筋の通らぬ事に対しては怒りを露わにする事が多い。特に王座を奪ったバラタに対しては良い感情を持っておらず、罵倒した際にはラーマに窘められるという一面も。


手先はとても器用で木材を使って小屋を建てたりする野営能力や、弓の名手である為、戦場や狩猟でも遺憾無く能力が発揮されている。


ある時、ラーマに求婚してきた羅刹女シュールパナカーが求婚を断られて逆上、捕食しようと襲いかかったので鼻と耳を切り落とした事がラーヴァナ陣営とラーマが激突する切っ掛けとなった。


ラーヴァナ陣営との戦いでは主にインドラジットとの戦いで活躍した。彼奴はインドラを打ち倒したという経歴に加え、弓の名手であった。

この戦いの詳細はインドラジットの項目にて。


所持している武器編集

  • ブラフマーストラ

ラーヴァナの息子であるアティカーヤとの戦いで使用したブラフマーの力が込められた矢。

兄のラーマも装備している。


  • アンジャリカストラ

インドラジットの首を落としたとされる矢。


登場作品編集


関連タグ編集

インド神話 英雄 ラーマ インドラジット

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