概要
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』と『Fate/Grandorder』のコラボイベント、『レディ・ライネスの事件簿』で登場した人理継続保障機関フィニス・カルデアのシステムのひとつ。
元々は、スタッフがレイシフト中に全滅したことを想定しての存在証明用の予備システムのひとつとしてダ・ヴィンチちゃんが設計したものであった。
しかし使われることなく、凍結されシステムそのものは2017年序のカルデア壊滅の前にシャドウ・ボーダーに移植されたようだった。
その後、ノウム・カルデアに合流した時に目覚めたのだがクリプターが空想樹を育て人理を空白にしてしまった事実とダ・ヴィンチの死を観測したことで暴走を始めてしまうこととなった。
人理最後のマスターとロード・エルメロイ二世に狙いを定めて特異点パッチワークロンドンを作り出し、ダ・ヴィンチの死を忘れさせて悲しみを癒すという憐れみの気持ちから、記憶を奪い紙片を回収させてダ・ヴィンチのいない偽りの記憶を植え付けようとしていた。
しかし、疑似サーヴァントとなっていたエルメロイ二世の機転から企みを暴かれて隠されていたフェイクロンゴミニアドによって実力行使に出る。
最深部で待ち構えていたその姿は、ダ・ヴィンチちゃんの頭に機械を被せた外見であった。
最後はライネス・エルメロイ・アーチゾルテ、グレイたちに敗れ去り、ダ・ヴィンチの幻影をみて消滅した…
余談
ムネーモシュネー自体は記憶を神格化した神の名前。
レイシフトの記憶を司る彼女にふさわしい名前と思われる。