概要
アマツバメ目ハチドリ科の鳥。世界最小の鳥のグループで、特にマメハチドリは全長6センチ、体重2グラム程しか無い。北アメリカ大陸の南部から南アメリカ大陸の北部、カリブ諸島を中心に生息している。蜂のように羽音を立てて飛ぶ事からハチドリと名付けられた。漢字では「蜂鳥」、英語では「ハミングバード」。
小さな羽で毎秒約55回も羽ばたく。ホバリング飛行(空中静止)をする。細いくちばしから長い舌をのばして花の蜜を吸う。つくづく昆虫のような鳥である。
ナスカの地上絵の題材の一つとしても有名。96メートルもある巨大なハチドリ。同じ鳥の地上絵としてはコンドルがある。
日本での目撃報告もあるが、だいたいはオオスカシバという昆虫の見間違い。