宇宙空間で生命を維持し、活動を行うための人間の形をした圧力容器。
一般に宇宙服と呼ばれるものは、圧力容器に生命維持装置を装着したものを指す。
……ハズなのに、二次元界隈では女性用のそれは時としてレオタード状の「ぴっちりスーツ」であったりする。
ちなみに、レオタード様のボディスーツ系宇宙服は1940年代から構想だけされ、1970年ころに「スペース アクティヴィティ スーツ」というものがなんとなく開発され、ほったらかされた後かなり後になって『バイオスーツ』という名で開発された。
ぴっちりの言い訳として
- ロケットのコックピットは空間を節約しないといけない また
- 宇宙空間へ出る場合 人間の肺は外部の一気圧に反応して動いているので、気圧がある程度下がると「空気があるのに呼吸ができなくなる」為、空気の無いところでは胸部へ人為的なストレスを懸ける必要がある。
というものがあげられる。
リアルな宇宙服はスーツの中に「エヴェレストの頂上程度の」空気が入っており、飛行士は出る際プレブリージングと呼ばれる工程を踏まないといけないが、バイオスーツの場合は「スーツそのものの張力で一気圧分の圧力を与える」んだそうである。こっちのほうがいいじゃん。
その他
現実の宇宙飛行士は宇宙服の下に冷却用のアンダーウェアとしてピチピチのボディスーツを着る。
ただ冷却チューブが浮きあがった血管のように見える。
関連イラスト
関連項目
U-2 SR-71:宇宙に出ない偵察機なのだが高高度という過酷な環境を飛行する航空機のため、パイロットは宇宙服に等しいスーツ(与圧服という。プレッシャースーツも一般名詞だけど『ストラトス4』の専門用語の呼称になっとる)を着ている。