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概要

「一緒に…連れて行って…」

登場話:第42話「おれの胸で眠れ!」 CV:むたあきこ

トランザが「グレートイカロスを超える最強のロボットを作り出す」という野望を掲げ、その試作テストとして作り上げたロボット。性格は子供のよう。

一発ビームを放っただけで自壊し、グリナム兵の訓練相手にされる。バイロックを逃げ出してグレイに電池を分け与えられて彼を慕うが、グレイは同じロボットとして最低限の情けをかけたに過ぎず、以後は疎まれる。

それでもマリアの草笛(トランザにジェットマンにダメージを負わすまでバイロックに帰るのを許さないような態度の時にグレイが「お前の音楽が聴きたい」と望んで吹いた)を真似てみせた。

グレイ、マリアとジェットマンの戦いでビームでファイヤーバズーカの照準を逸らすが、自身は落石に巻き込まれる。

草笛を吹いて、その音色は風に乗ってマリアを連れ帰るグレイに聞こえたが。彼は単なる風と思った。

その後機能を停止し、爆発した。

余談

劇中ジェットマンと面識はないため、天堂竜鹿鳴館香の回想録の形を取った「東映テレビヒーロー図鑑」では紹介されていない。

第28話で登場したドライヤージゲンもトランザ(その幼少時代のトラン)が作り上げた怪人であり、こちらも生みの親から役立たず扱いされていたが、最終的にG2とは正反対な退場をしていた。

このG2の試作を経て、トランザは翌43話にてグレートイカロスを超える史上最強のロボットを制作し、翌44話では遂に魔神ロボベロニカとして完成させたが、その動作機能(自我を持った人工知能内蔵のG2に対しベロニカは有人制御式)や等身、フォルム、性能、どれをとってもG2との共通する要素が見当たらず、ファンからは一体どういった部分がG2からベロニカに引き継がれたのか疑問に思う声が上がっている。