コミクロン
こみくろん
『魔術士オーフェン』に登場する黒魔術士。
概要
秋田禎信の小説『魔術士オーフェンはぐれ旅』の第1巻に登場し、アザリー討伐戦においてたった2行で死んでしまった魔術士。享年22歳。
その正体はオーフェン(キリランシェロ)が魔術士養成機関「牙の塔」時代に師事していたチャイルドマンの弟子のひとりであり、オーフェンから見たら兄弟子にあたる。年齢はオーフェン&ハーティアより2歳上で、同い年のコルゴンとは仲が良かった。医療魔術に造詣が深く、ことあるごとに攻撃魔術をぶっ放しまくっていたチャイルドマン教室の生徒たちが大事に至らなかったのは大概がコミクロンのおかげ…だったらしい。機械いじりが好きで、くだらない戦闘メカを作ってはしょっちゅうキリランシェロを巻き込んでバカな研究を行っていた。
ハーティア曰くレティシャに気があったらしい。コミクロンの死は彼にとっては大きなショックであり、人間に戻ったアザリーと対面した時には「コミクロンは死んだ! おまえのせいだ!」と殴りかかっている。
髪は黒く、おさげが特徴的。令和アニメ版では成人後は断髪しており、アザリー討伐時にはオーフェンの傷を魔術で癒すなど出番が増えているが、変異体の火炎放射に防御結界を突き破られ、火だるまになり悲痛な断末魔を上げて炭化するという非常にエグい最期を迎えた。