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魔術士オーフェンはぐれ旅

まじゅつしおーふぇんはぐれたび

秋田禎信による小説『魔術士オーフェン』シリーズのうち、長編シリーズの名称。および、それを原作とした2020~2023年放送のテレビアニメ。
目次[非表示]

概要

富士見ファンタジア文庫より刊行されていた秋田禎信ライトノベルシリーズ『魔術士オーフェン』の長編シリーズの総称。
作者にとって、初の長編シリーズ作品でもある。
毎巻書き下ろしであり、巻末のあとがきは作者とゲストヒロイン(ゲストヒロインがいない場合は、設定のみの没ヒロイン)との対談形式になっている。
典型的な「剣と魔法のファンタジー」と一線を画した斬新な設定と、緻密かつ重厚な作風で、『スレイヤーズ』とともに、90年代後半のファンタジア文庫の人気をけん引した。

第1・2部は富士見ファンタジア文庫から、それ以降はTOブックスから刊行されている。

TOブックス移籍後の2020年1月にこのタイトルで再アニメ化されている。

第1・2部(富士見ファンタジア文庫時代)

全20巻。
サブタイトルは、第1・2部は「我が○○を or 我が○○に××(命令形の動詞)△△」という形で統一されており、ストーリーを顕著に言い表している。
物語はオーフェン一行がキムラックとの戦いを終えるまでを「第1部(西部編)」、キムラックから出て聖域での決戦に臨むまでを「第2部(東部編)」としている。
TOブックスから新装版として1冊あたり2巻分収録し、全10巻刊行された。

新シリーズ(TOブックス時代)

第2部以降の時代を描く新シリーズが、TOブックスから刊行されている。
旧シリーズであった、サブタイトルの法則性はない。

キエサルヒマの終端 / あいつがそいつでこいつがそれで

第2部と第3部をつなぐエピソード。元は作者の秋田が、文中の固有名詞をすべて代名詞にした「あいつがそいつでこいつがそれで」を自身のウェブサイト上で発表し、後にTOブックスから、代名詞を固有名詞に修正し、「キエサルヒマの終端」として発売した。
第2部の戦いの結果、王権反逆罪にかけられ、外洋への開拓に出るオーフェンを、クリーオウが追う様が描かれる。

第3部(未刊行)

原大陸に辿り着いたオーフェンらが、そこで出会う新たなる敵と戦い、新たな定住地を獲得する物語。
作者によると、執筆予定はない

第4部

第2部から20年後の原大陸を舞台にしたシリーズ。
共通タイトルこそ「魔術士オーフェンはぐれ旅」だが、名目上の主人公はオーフェンではなく、レティシャの息子マヨール・マクレディとなっている。

本筋としては「約束の地で」から「女神未来(下)」までの全7巻で終了し、番外編である「魔王編」「手下編」が合わせて刊行されている。

その他

第4部完結後に刊行された、「はぐれ旅」第1巻「我が呼び声に応えよ獣」に繋がる書き下ろし長編。
コミクロンを主役にした「コミクロンズ・プラン」、ハーティアを主役にした「ハーティアズ・チョイス」が刊行されている。

テレビアニメ

2018年に、生誕25周年を迎える2019年に、原作の正式タイトルである『魔術士オーフェンはぐれ旅』のタイトルで作り直されること、主人公・オーフェン役は森久保祥太郎が続投することが発表された。
2019年3月には第1弾PVが公開。
同年8月、正式な放送時期が当初発表されていた2019年中ではなく2020年1月からであることが発表され、同時にクリーオウやマジクなどのキャスト陣、制作スタッフ陣、第2弾PVが公開された。
TOKYOMXWOWOWAT-XBSフジにて全14話が放送。なお、TOKYOMX以外の3局は衛星波のテレビ局である。
アニメーション制作はスタジオディーンが担当。
OP主題歌は、森久保とshinnosuke(元SOUL'd OUT)で構成される音楽ユニット「buzz★Vibes」が担当。shinnosukeは劇中音楽も手掛ける。ED主題歌歌手はドーチン役の渕上舞が務める。
Blu-rayDVDは単巻発売はなく、全2巻のBOXがそれぞれ4月2日、5月8日に発売された。

第14話の放送後すぐに放送時期は未定ながら、第2シリーズ『キムラック編』の制作決定を発表。
同年8月、正式な時期が2021年1月放送開始であること、メッチェン役のキャスト、第1弾キービジュアル及びPVが公開された。
OP主題歌はbuzz★Vibesから森久保祥太郎のソロに変更になった(ED曲は引き続き渕上が担当)。

2022年9月に第3シリーズ『アーバンラマ編』が2023年1月に放送されることが決定した。
更に2023年1月には第4シリーズ『聖域編』が『アーバンラマ編』に続けて2023年4月に放送されることが発表された。これで富士見ファンタジア文庫時代(第2部まで)の内容は網羅された他、聖域編最終話はサブタイトル通り「キエサルヒマの終端」をアニメ化している。

旧アニメ版よりも原作に沿ったストーリーとなっているが、プレオーフェンなどで描かれたエピソードが回想シーンとして差し込まれたり、一部エピソード(第1期は「機械」「亡霊」がまるごと)が削られている。
設定面では、家名がないはずのキャラクター(キリランシェロ、アザリー、ハーティアなど)に家名がついているという改変がされている。

関連項目

ラノベ ファンタジー 北欧神話

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