CV:榎木淳弥(はぐれ旅・アーバンラマ編)/横田愛理(同・幼年期)
概要
ライアン・スプーンとは、『魔術士オーフェン』第2部「東部編」のキャラクター。20歳。金髪痩身の男性。
ボルカンの取り巻きと思われていたが、その正体は聖域の対外エージェントであるドッペル・イクスの一人。本来の姓はキルマークド。ロッテーシャの剣術道場に通っていたのも、すべてはロッテーシャの持つフリークダイヤモンドを奪うためであった。
天人種族の遺産の一つ「緑宝石の鎧」という緑色の全身タイツのようなものを着ている。
レキを聖域に連れ戻すためにアーバンラマでオーフェンたちと戦うが、レキと一時的に肉体が入れ替わったクリーオウ・エバーラスティンの暗黒魔術によって緑宝石の鎧を引きはがされた結果、再生を繰り返し続けた事で生じた内臓の癌が一気に発現し致命傷を負う。死に際にクリーオウに真の絶望とは何たるかを伝え、骸骨のように痩せ細って落命した。
緑宝石の鎧<スネークグリーン>
天人種族の遺産。
自在に巨大な木を周囲に生やす能力を持ち、最大に発揮すれば町を半分飲み込むほど。本人は作り出した「森」の中を泳ぐように渡ることができ、森中の木という木の周囲をレーダーのように居ながらにして探知することが可能。
木の枝はライアンの意思で自在に動かせるため、魔術文字(沈黙魔術)を描くことが可能。また、自ら切除することもでき、火事が起きても延焼することは無い。
したがって「森」を作り出したライアンを倒すには、一撃で本体をしとめるか、森自体を完全に破壊するほかない。
着用者には再生能力が付与され、即死しない限りは何度でも蘇生するが、その都度脳細胞が破壊され、記憶喪失に陥る。普段のライアンが非常にちゃらんぽらんに見えるのはこれが原因。
関連タグ
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