ヒロとは、
- アイデアファクトリー社のファンタジーシミュレーションゲーム『スペクトラルフォース』の主人公。
- クレイモデル・アニメ『きかんしゃトーマス』の登場キャラクター、蒸気機関車。
- 蒼樹うめの漫画およびそれを原作としたアニメ『ひだまりスケッチ』の登場人物。→ヒロさん
- 日本の漫画家。→真島ヒロ
- 日本の俳優、作家。→水嶋ヒロ
- 日本のプロレスラー→ヒロ斎藤
- 日本のお笑い芸人→吉田ヒロ
『スペクトラルフォース』の主人公
物語の舞台である『ネバーランド』を支配していた大魔王ジャネスの娘であり、姉から受け継いだ巨大な鎌、ゲートオブヘブンと、髑髏を模した黒い左手が特徴。母親は人間であり、そのせいか冷徹さの中にやさしさも見せる。
左手は異形だが、それは幼い頃友人の少女を助けるため人間に切り落とされた物を魔力によって変化させた物。炎の扱いを得意とするため、『爆炎の申し子』という二つ名を持つ。
声優は主に宮村優子さん(2以降)が演じる。
『スペクトラルフォース』に代表される、『ネバーランド』を舞台としたシリーズでは最多の登場回数を誇り、同シリーズの顔とも言える存在。
『きかんしゃトーマス』の登場キャラクター
日本の神奈川県出身の大型テンダー蒸気機関車。モデルはD51。
映画「きかんしゃトーマス 伝説の英雄」にて、トーマスがスペンサーと競争で競っている最中に、トーマスのブレーキが故障し、暴走し、使われてない路線へと入ってしまったときにトーマスが見つけた。
彼はソドー島で最初に来た機関車であり、島で機関車は彼1台だった。
そして付けられた名が「鉄道の英雄」だったが、部品が破損してしまい、彼の部品は日本から届くはずが、彼はだんだん誰からも忘れ去られ……錆びつき壊れてしまった。
ヒロの考察
- 作品の舞台におけるソドー島の鉄道は、1914年に現在のトップハム・ハット卿がノース・ウェスタン鉄道(ソドー鉄道)として統一するまで、3私鉄に分かれていた。おそらくはそのうちの1私鉄が、日本と同じ1067mm狭軌を採用していたと推測される。
- 1067mm狭軌用の機関車はイギリスにもメーカーはあったが、軽便鉄道用の小型機関車が主体で、ソドー島のような環境で使用されることを前提としたものではなかったことから、当時1067mm狭軌用としては最大だったD51形の輸入が決定されたのではないだろうか。
- 神奈川県出身と言うことから製造メーカーはおそらく川崎重工と思われる。
- しかし、その後ソドー鉄道は本土への連絡路線の建設に伴い、(前述の1067mm狭軌混在説を正しいとして)1435mm標準軌に統一される。
- 同じ頃、日本では大陸に進出した地域で中国の鉄道で運用できるよう、C51やD50の一部が出征機関車として大陸に送られ、標準軌化改造を受けた。おそらくヒロも同様の改造を受けるために、日本のメーカーに部品が発注されたのではないかと推測される。
- ところが、第二次世界大戦が始まってしまい、日英間の交易が断たれ、部品は納入されずじまいになったと推測される。そのため、修理されることもなく、長年放擲されることになったのではないだろうか。