サクラチヨノオー
さくらちよのおー
日本中央競馬会(JRA)に所属していた競走馬・種牡馬(1985-2012)。
概要
経歴
新馬戦
函館競馬場メイクデビューにて一番人気に押され1着。その後共同通信杯4歳ステークス、1番人気4着。
通算戦績は4戦3勝。
4歳戦
弥生賞はサッカーボーイが1番人気、サクラチヨノオーは2番人気。レースはサクラチヨノオーが逃げ切り勝ち、サッカーボーイは3着。
皐月賞はスプリングステークスを勝ったモガミナインが1番人気、サクラチヨノオーは2番人気。先行するがゴール前で差されて3着、優勝はヤエノムテキ。
日本ダービーはサッカーボーイが1番人気、ヤエノムテキ2番人気、サクラチヨノオーは3番人気。直線で先頭に立ったところをメジロアルダンに交わされ半馬身差をつけられるがゴール前で逆転。
持込馬であったために出走が叶わなかった父マルゼンスキー、そして直前の故障のために日本ダービー出走が叶わなかった兄・サクラトウコウに代わり日本ダービーを制した昭和最後のダービー馬。
サクラ軍団はサクラショウリ以来のダービー2勝目、メジロ軍団はメジロオー、メジロモンスニーに続きまたも2着。ヤエノムテキは4着、サッカーボーイは15着。菊花賞はスーパークリークが制し3冠レースを分け合う形となったが、JRA賞最優秀4歳牡馬は有馬記念を制したオグリキャップが受賞。
産駒
代表産駒はナリタブライアンが制した'94年の皐月賞で2着に突っ込んだサクラスーパーオー、
'99年のウィンターステークス等を制したダートの逃げ馬マイターン、'97年の愛知杯(当時は父内国産馬限定重賞、現在は父内国産馬奨励制度自体が廃止)を制したサクラエキスパート。
2012年1月7日没。