誘導
- 競走馬(88世代)
- 1をモチーフとしたウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘。→サクラチヨノオー(ウマ娘)
こちらでは1に関して解説をする。2に関してはリンク先のタグを使用する事を推奨。
概要
生年月日 | 1985年2月19日 |
---|---|
英字表記 | Sakura Chiyono O |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
父 | マルゼンスキー |
母 | サクラセダン |
母の父 | セダン |
競走成績 | 10戦5勝 |
近親 | サクラトウコウ(全兄) サクラホクトオー(半弟) |
主な勝ち鞍 | '87年朝日杯3歳ステークス、'88年日本ダービー |
父マルゼンスキーは、現役時代は8戦8勝。77世代最強の馬と謳われながらも持込馬故に当時の制度でクラシック出走が叶わなかった「夢のスーパーカー」。
母サクラセダンは現役時代は26戦6勝。重賞勝利こそ無いものの、後に重賞に昇格される中山牝馬ステークスで勝ち鞍を上げているなどなかなかの実力を持つ。
また、繁殖牝馬としても優秀で、全兄サクラトウコウを始めとして重賞馬3頭、うちGⅠ馬2頭を輩出。
更には種牡馬となったサクラトウコウからはネーハイシーザー、ラストクロップの全妹セダンフォーエバーは繁殖牝馬としてサクラプレジデントを排出するなど、子孫も繁殖馬として優秀な成績を残している。
経歴
新馬戦
函館競馬場メイクデビューにて一番人気に押され1着。その後共同通信杯4歳ステークス、1番人気4着。
通算戦績は4戦3勝。
4歳戦
弥生賞はサッカーボーイが1番人気、サクラチヨノオーは2番人気。レースはサクラチヨノオーが逃げ切り勝ち、サッカーボーイは3着。
皐月賞はスプリングステークスを勝ったモガミナインが1番人気、サクラチヨノオーは2番人気。先行するがゴール前で差されて3着、優勝はヤエノムテキ。
日本ダービーはサッカーボーイが1番人気、ヤエノムテキ2番人気、サクラチヨノオーは3番人気。直線で先頭に立ったところをメジロアルダンに交わされ半馬身差をつけられるがゴール前で逆転。
持込馬であったために出走が叶わなかった父マルゼンスキー、そして直前の故障のために日本ダービー出走が叶わなかった兄・サクラトウコウに代わり日本ダービーを制した昭和最後のダービー馬。
サクラ軍団はサクラショウリ以来のダービー2勝目、メジロ軍団はメジロオー、メジロモンスニーに続きまたも2着。ヤエノムテキは4着、サッカーボーイは15着。菊花賞はスーパークリークが制し3冠レースを分け合う形となったが、JRA賞最優秀4歳牡馬は有馬記念を制したオグリキャップが受賞。
5歳戦
東京優駿後は故障で1年間休養。
1988年は安田記念と宝塚記念に出走するがどちらも16着と大敗。その後引退し、翌年から種牡馬となる。
産駒
代表産駒はナリタブライアンが制した'94年の皐月賞で2着に突っ込んだサクラスーパーオー、
'99年のウィンターステークス等を制したダートの逃げ馬マイターン、'97年の愛知杯(当時は父内国産馬限定重賞、現在は父内国産馬奨励制度自体が廃止)を制したサクラエキスパート。
2012年1月7日没。