概要
職業・宇宙警察、 ポジション:『ドジっ子』
ギャラクシーポリスの1級刑事であり、偶然の天才との異名をとり、彼女の周囲では、なぜか普通ならありえない現象も起きる。
犯罪者の逮捕に地球へ向かったのだが、事故に遭い、天地家に居候する身になった。
相棒
魎皇鬼以外のアニメ媒体では清音(真備清音)という相棒がいる。
しっかりもの(の割に激情家)の清音とは、漫才芸人もかくや、というレベルのボケツッコミ(そして清音のドツキと美星の躱し)が揃いすぎたコンビを披露しており、彼女とのコンビはミホキヨコンビ(あるいはミホキヨ)と称されて、長らく(魎呼阿重霞のヒロインコンビに並ぶ)天地シリーズの顔のひとつとして、ファンの好評を得ていた。
魎皇鬼での相棒はノイケ酒津(のちの神木ノイケ樹雷)であるが、ノイケとは「よく出来すぎたお姉さんノイケとぽけぽけ妹の美星」的な関係性を持っている。
ノイケ自身が美星を掌で転がし御せるガチの有能であるため、ミホキヨのようなキレっキレの緊迫感を持つ(=おなじみの漫才で視聴者を楽しませてくれる)ような間柄ではない。
各バージョンの違い
梶島版(原作)
九羅密家は確率変動の偏りが強い人間を輩出することで有名な家系。そして他ならぬGPの母体となった、樹雷と並ぶ一大星間勢力「世二我」の統治者の家系。
なので美星はGP創業家のお嬢さまという立場。親戚縁者にはGPの御重役がゴロゴロいる。
実は九羅密家には鷲羽ちゃんの血が入っている(曾祖父が鷲羽ちゃんの息子)ので、彼女の子孫(玄孫)にあたる。
上述のように、相棒はノイケ。
派生版(長谷川・ねぎし・高本・月村&林、各版)
梶島版にあった「世二我」の設定や「鷲羽ちゃんの玄孫」設定は存在せず、本当に単なるヒラの一級刑事。(ただし月村版や長谷川版では「おじいさん(個人)がGPの重役」という設定のみ残されている)
上述のように、相棒は真備清音。
ドジっ子・ボケ属性が梶島版よりも強化されているのが最大の特徴。梶島版では彼女のドジはなんだかんだと言って良い方向に転ぶきっかけになるのだが、派生版における美星のドジは大抵面倒で厄介なトラブルの元にしかならない。
魔法少女プリティサミー
相方は清音(清音由梨/天百合清音/天之川清音)。
OVA版/小説版:名門大学に通う、お嬢さま大学生。名前は水谷美星。実家が金持ちのため潤沢な仕送りで好き勝手に過ごせるハズだが、浪人生の清音由梨と安アパートでルームシェアを行い、河合砂沙美&河合天地兄妹の家である音楽ショップ「CD-VISION」にてアルバイトをしている。
清音とは受験時に偶然知り合い食事などを共にした仲。なぜか清音に懐きまくっている。
TVアニメ版:河合砂沙美、天野美紗緒の通う星の海小学校に勤務する教師。こちらの名前も水谷美星。砂沙美たちのクラス担任。ぽけぽけの天然を晒しては、隣のクラスを担当する天百合清音(大学の同期生だが、職場では清音が一浪したために美星が先輩)にフォローされつつ叱られる日々。ただ清音に叱られる事に喜んでいるような素振りを見せる事も。
ラジオドラマ(二期)版:『天地無用!SOUND FILE』の設定の流用。宇宙警察国家美星星(みほしせい)王家の姫にして宇宙刑事。清音星の皇女である天之川清音とは幼馴染。見合い詐欺に見舞われたショックで家出してしまった清音を追っている。とある不慮の事故(おもに清音のせい)で命を落とした砂沙美に改造手術を施し、宇宙刑事プリティサミーとして蘇生させた。しかし砂沙美に施したあれやこれやが宇宙の外交政治的にと~ってもヤバかった事から、(母星の判断を仰がず勝手に)部下にした砂沙美に「魔法少女」を名乗らせた。
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