この記事には星のカービィディスカバリーのネタバレを含みます
概要
決戦の間に 審判を下すべく現れる 夢見鳥。
その姿を象った 恐ろしい紅の得物だが、
悪い夢さえ たべてしまう ほどのカービィは
あっさり つかいこなして しまうでしょう。
星のカービィディスカバリーに登場するコピー能力「ソード」の最終進化系。
本作の裏ボス、バルフレイナイトを撃破後に入手するせっけい図により進化可能。本作の最終コピーであり、公式チートと呼んでいい程の圧倒的な性能(総合性能は作中最強)を誇る。
大半の技に火属性が付与された素早い剣技に加えて、メタナイトソードと同じく体力ゲージ満タン以上の時にはムーンショットを放つことができる。
溜め攻撃には「回てんぎり」より上の三段階目が追加され、「極楽冥王斬閃」同様に巨大化した剣を振り下ろして前方に炎の竜巻を発射する。しかしこの技の本領はここからで、しばらくの間剣が巨大化し、一定時間ギガントソード以上の範囲と攻撃力で技を出すことがが出来る様になる(ムーンショットも巨大化)。
この時点で圧倒的だが、通常コンボのシメ(きめぎり)や「回てんぎり」などの一部の攻撃にはドレイン効果が存在し、攻撃を命中させると小さな光が発生しHPを回復させることができる。
命中させることさえできれば戦闘中でも無制限に回復することができるので非常に強力。ちなみに回復量は「回てんぎり」が一番多い。
さらにガードにも攻撃技が存在しており、ガード中に攻撃ボタンを長押し貯めで、ゆっくりと敵を追尾する遠距離攻撃「極楽冥獣」、空中でガードと攻撃ボタン長押しで周囲を包む衝撃波攻撃「極楽鱗波」を放つことができる。
「極楽冥獣」は追尾するうえに射程も長く、レンジャーのみしか届かないところにいる敵にも届き、敵によってはレンジャーですら届かない場所にいる敵にもダメージを与えることも出来たりする。さらに冥獣はラスボスや真のラスボスの「回復」時でも本物へと追尾するため、余裕があるなら出しておこう。
そして回避も専用のものとなり、姿を消して長距離を移動するテレポート仕様になっている。移動中もスティック入力によって速度や方向の調整が可能。
移動距離が長く、無敵時間もさらに長くなっているためこれを繰り返すだけで大半の攻撃を回避し続けることができる。さらに移動の終わり際には攻撃判定があるという高性能っぷり。
まさに最後に手に入る能力に相応しい超性能となっており、攻撃が激しい上に回復が少なく、厳しい連戦を強いられるTheアルティメットカップZ制覇の切り札になるだろう。
また、やり込んだプレイヤーならこのコピーを使えばTheアルティメットカップZをスピード、攻撃力、体力のバフを盛った状態で4分40秒〜50秒で討伐可能。
ただし火力ではハンマーに劣るため、タイムを追求する場合はあちらに譲る。とはいえハンマーは火力特化で回避はプレイヤー任せの上級者向けであるため、安定感を求めるならばこちらになるだろう。
コレを手にする頃には探索での出番は終わってそうだが、大半の技に火属性がつく他、竜巻で風車を回す、大剣タメ斬りで杭を打つなどマスターに近い多彩な面も持つ。
余談
説明文にある「悪い夢さえ たべてしまう ほどのカービィは」とは、アニメ「星のカービィ」の前後期それぞれのオープニングテーマの歌詞と思われる。
「カービィ★マーチ」では「悪い夢なんか 食べてしまいましょう」、「カービィ!」では「悪い夢でも 食べちゃえば平気」が該当する。
かつてポップスターを震撼させた恐怖の悪夢はもはや食い物の扱いである。