概要
1990年に1作目がゲームセンターで稼働して始まった『ギャルズパニック』シリーズの一つで、本作はシリーズ7作目に当たる。
タイトーによって販売されたQIXのような陣取りゲームで、クリア時の陣取りの度合いによってキャラが脱いでいくという脱衣ゲーム要素が取り入れられている。
作品解説
全12ステージ(ただし、9ステージ目以降に挑戦するには100%クリアをその都度達成しないといけない)の中から12人(と隠しキャラ)の中からステージごとにランダムにキャラが選ばれ、陣取りゲームを行う。
基本的なゲームの流れは一般的なQIXと同じだが、最大の特徴は「画面中央のギャルのシルエットを囲む」のが目的であり、シルエット以外をいくら囲んでもクリアには繋がらない(逆に普通のQIXでは不可能な100%クリアが可能なのも「シルエット以外は囲む必要が無い」からである)。そのため、下手にQIXのセオリー(画面端から囲んでいく)を知っているプレイヤーが説明も読まずに開始して自滅する事も多かった。
ゲーム中には様々なアイテムが陣(ステージ)の中に存在しており、自機の強化や敵キャラの妨害効果のあるアイテムのほかに、13枚全て集めることでステージのキャラのグラフィックを変化させる『エクストラコイン』。そしてゲットしてステージクリアすると、本作の目玉要素スーパーカネコダイヤルを利用する上で不可欠な電話マークのアイテム『TEL』も存在する。
登場キャラ
登場キャラは12人+隠れキャラ1人の計13人。そして12人の内8人はカネコが制作した脱衣麻雀ゲーム『VS麻雀乙女繚乱』からの出演である。
『VS麻雀乙女繚乱』から登場のキャラ達
武田留美子
女子サッカー部所属のスポーツ少女。
黒の短髪というボーイッシュな見た目通り、勝気な性格で男言葉で喋る。
愛田智子
テニス部所属の少女。
負けず嫌いなのもあって性格は強気系。
早坂めぐみ
陸上部所属のタンクトップ姿の少女。
VS麻雀乙女繚乱ではそう言った要素は皆無だったが、本作では何故かお嬢様言葉で話す。
天塚星奈
天文部所属の少女。
それもあってか自分のステージでボスが攻撃する際には『シューティングスター!』と言葉を発することもある。
斎藤ゆりか
新体操部所属の少女。
それもあってかレオタード姿である。
白石弓子
弓道部所属の少女。
弓の腕前はVS麻雀乙女繚乱の頃は見事だったが、本作では何故か嘘のように下手になっている。
島村由希子
バレー部所属の少女。
下級生なのもあってか敬語で話す。
新城明美
バトン部所属のチアガールな少女。
それもって100%クリア時にはポンポンを使っていい物を拝ませてくれる。
本作が初登場のキャラ達
双葉るい&双葉るり
体操着姿の双子の少女で、本作どころか他の脱衣麻雀ゲームに登場するキャラクターと比較してもかなりロリな容姿をしている。
河北千春
新聞部所属の少女。
それもあってか本作のパンフレットに記載されている攻略のヒント『彼女が独自に調査したもの』という設定になっている。
ジェニファー松崎
外国人の女性で。
アンナミラーズ風の制服でウェイトレスとしてレストランで働いている。
数見麗子
緑髪ロングに眼鏡を掛けた女性で、数学教師として学園に勤務している。
R2X-G775 ナナコ
本作の隠しキャラクター。
その名の通り少女型アンドロイドなのだが、何故か関西弁で話す。
スーパーカネコダイヤル
本作独自のシステムで、前述のTELをゲットした状態でステージをクリアするとそのキャラから電話番号を教えてもらうことができ、実際にその番号に電話をかけるとそのキャラの雑談トークや、プライベートな情報を聞くことができた。(また、ゲームクリア及び『そのキャラのステージを100%クリアする』を達成するとそれぞれ別枠で電話番号を教えてもらえる)
ただし、2022年現在このサービスは終了しているためその電話番号に今からかけても繋がらない。