あとはゆっくり休んでくれと
ジレ大佐からの伝言だ………
あの世でゆっくりとな!!!
概要
CV:池田勝
地球連邦軍の中佐→大佐。主人公『トキオ・ランドール』の元上司で、特務部隊「306部隊」の隊長でもある。35歳。
本編の3年前、当時は既に禁止とされていた『ジオンの残党狩り』を娯楽感覚で行っていた卑劣漢。その残虐な行いに愛想を尽かしたトキオが反発して、距離を置く理由ともなった。
スキンヘッド、頬に大きな傷、目の細い強面……と、悪役の記号をこれでもかと詰め込んだビジュアル。
ちなみに本作の話の発端となった『ジオンの残党狩り』は任務外の行動であり、無抵抗であろうが自身の嗜虐的な快楽が満たす為なら状況を問わなかった。
この為、本作のヒロインのレイラ・ラギオールの両親は無残に殺され、年若い彼女が復讐心に駆られる原因ともなっている。
こんな悪漢でも地球連邦軍の大佐に昇進できてしまう、ある意味連邦の腐敗が生んだ産物、あるいは象徴めいた存在感。
「使える部下にはとことん恩賞を与える」スタイルであり、対立こそしたがトキオの腕前は買っていた。
この為、最新鋭機であるネオガンダムを与えて懐柔しようとしていたが、逆に強奪されて自身の破滅の引き金を引いてしまう。
上記の通り、中々の外道であるが部下の面倒見が良いからか、一部ではカルト的な人気を呼んでいる。
漫画『機動戦士ガンダムF90FF』のUC0116年代に登場(28歳)。連邦参謀本部からの指示で建造されて間もないカイラム級エイジャックスへの配属が決まった。
主な搭乗機
余談
- ガレムソンの一人称
GジェネFのムービーにおいて「貴様ァッ!! 軍法会議にかけるまでもない!! ワシが裁いてやる!!!」発言から誤解されるが、原作のガレムソンは基本的に「私」である(一応だが、激昂した際に一度だけ「俺」と出た時もある)。
もっとも、ビジュアル的には「私」と発言するよりも「わし」と発言している方が雰囲気にあってる上、カルト人気に拍車を掛けたのもこの辺りの影響が含まれていると思われる。
関連項目
シルエットフォーミュラ91 ネオガンダム1号機 だいたいこいつのせい 外道
バスク・オム:ハゲで対ジオン組織の現場指揮官で大佐という色々ガレムソンと共通点のあるガンダムの悪役。
フェデリコ・ツァリアーニ:同じく『悪人面が際立つ』連邦軍人。
アリー・アル・サーシェス、デシル・ガレット:同業者。