ベターマン・ラミア
べたーまんらみあ
元凶なりし…力…
CV:子安武人
概要
奇病『アルジャーノン』調査の過程で窮地に陥る彩火乃紀の前に必ずや現れる男。黒いサングラスに四肢をボンテージベルトで締めるビジュアル系男子の様相をしているが、実年齢は120歳以上。頭髪らしきものは鱗のような組織の集合体で、白目部分が赤く、口内に鋭い犬歯を有するなど人外的特徴を持つ。一方、前髪部分は彼女と同じ赤緑色をしており、実兄『彩真理緒』の面影を感じる。その傍らには様々な動物に変化する『セーメ』が常に付いて回る。
会話の殆どは第三の会話『リミピッドチャンネル』で喋り、胸部器官『ペクトフォレース』には様々な効果を発揮するL型アミノ酸を放射する。
人類が創造した『サイボーグ』をも超越する身体能力に加え、非常時の戦闘形態ネブラ、フォルテ、アクアを宿す『アニムスの実』の耐性を持ち、フォルテの上位種である『オルトス』にも耐えうる。
その正体は数千年前より人類の影より介入してきた『ソムニウム』一族のひとりで、次代の長候補。現長老『パキラ老』の命によりヒトと夢人双方を脅かす驚異の調査を行うものの『元凶』と遭遇、初戦で敗北を喫し、死滅を待つしか無かった。
だが、セーメの介入により『インド・アジャンター石窟』で落命した真理緒から生った『ウィウェレの実』を補食し再生。同時に彼の記憶をも受け継いだのか、以降は使命よりも彼女の危機を優先し続け、パキラの側近である『ボダイジュ』からは行動の叱責を受けていた。
物語としての主人公が『ケータ』、語り部が『アサミ』だとすれば、ラミアは敵との戦いを担当するダークヒーローであると言えるが、決して無敗無敵ではなく、対応できずに倒れ敗北する場合もある。
『勇者王ガオガイガーFINAL GGG』では、オルトスの副作用で疲弊していたものの、ソール11遊星主との最終決戦に挑む獅子王凱に地球の人々の声をパピヨンを介して送り届け、GGGの勝利に貢献。
だが、続編では10年ぶりに帰還した凱を『フォルテの実』を宿した者達と同じ「元凶なりし者」と呼び危険視する。更に種族の存亡に関わる『パトリアの刻』を迎える為、各地の強力な夢人と連携を取るなど暗躍する。