マプサウルス
まぷさうるす
解説
2006年に命名されたカルカロドントサウルス科の大型獣脚類。学名はマプサウルス・ロセアエで、属名は発掘地の先住民マプチェの言葉で「大地」を意味し、種小名は地層が薔薇のような色だったことに由来する。
全長は13メートルに達したが、近縁種のカルカロドントサウルスやギガノトサウルスと比べると比較的軽快な体型をしていた。
この恐竜の驚くべき点は、6メートルの亜成体から13メートルの成体まで少なくとも7体分の化石がまとまって見つかったことだ。他の恐竜の化石が発掘されていないことから、これが1つの群れであった可能性が高い。
化石の見つかったフィンクル部層では、史上最大の竜脚類の一つアルゼンチノサウルスが発見されていることから、マプサウルスはこれらの大型恐竜を捕食するために群れを作っていたと考えられている。とはいっても一気に殺すのではなく、ダルマザメのように必要な分だけの肉を食い千切ったり、徐々に疲弊させて衰弱死してから捕食していたと思われる。
「7つのかけら」やテレビアニメで先行登場した。アーケード版は激闘!ザンジャーク第1紀で登場。必殺わざはグー、強さは2000。
ショルダーネームは名称の由来から「大地の咆哮」。土属性ではないが炎属性で登場したため、火山を連想させる「ボルケーノバースト」「マグマブラスター」「ヒートイラプション」といった超わざは使用できる。
- 特に「マグマブラスター」「ヒートイラプション」は超必殺超わざとなる。初登場したバージョンでは「マグマブラスター」のカードに描かれていた。
バトルタイプは激闘!ザンジャークではかいしんタイプ、目覚めよ!新たなる力ではチョキチョキタイプ。「7つのかけら」では超ピンチタイプになっていた。
国立科学博物館で開催された「大恐竜展2009」で恐竜カードが特典になっていた。
テレビアニメでは第39話に登場。横浜中華街で働いていたジュラサンがカプセルを卵と間違えてストーブの炎にかけた事によって出現。カプセルに入っていたわざカード「ビッグファイアキャノン」の力によって食材を黒こげにした。
第60話では宇宙海賊ザンジャークのミハサの恐竜として登場。わざカードは「ヒートイラプション」「ビッグファイアボム」を使用した。
- コロコロイチバン!のコミカライズ版ではゴーマの恐竜として登場。「ビッグファイアキャノン」「フレアソード」といったわざカードを使用した。