概要
徳田ザウルス作品『ダッシュボーイ天』の主人公である天下太平が使用する主役マシン。
ミニ四駆漫画恒例のブーメラン10の後継マシンである。
ブーメラン10同様ブーメランを模したV字型の前進翼は引き継がれているが、ボディは一段と低くなりフロントライトパーツがボディキャッチ前部分に挟む形で別パーツ化した。劇中ではキャノピーが開閉しミニブーメランが飛び出すギミックも健在。
商品としてのアストロブーメラン
1996年2月にスーパーミニ四駆として発売。
使用シャーシはブーメラン10同様スーパー1シャーシ。そこに、Aパーツが定番のワインレッド・グリーンではなくスモーククリアになっている。大径ホイールのデザインも強度の増したデザインとなった。キャノピー開閉ギミックもオミットされているが、ミニブーメランのディスプレイが付属するのもブーメラン10と共通。当時は全員サービスで入手出来るゴールドメッキボディなどが存在した。
ブーメラン10を差し置き限定商品として発売される機会が多く、徳田作品でもやたらバリエーションに富んだマシンである。
2016年4月最初に発売されたクリヤーレッドスペシャルはスーパー1での発売だったが、同年7月に時間を置かずして発売されたクリヤーブルースペシャルは改良型のスーパー2として発売され金型も改修されている。
このためクリヤーレッド(となぜか新型シャーシが起用されたクリヤーブルーも)は商品名に「プレミアム」が付けられず、クリヤーレッドの方のボディもスーパー2シャーシに載らないらしい。なおどちらもシャーシ本体のカラーはホワイト、Aパーツはクリヤーカラーの原色(赤、青)である。
2018年3月にはシャーシの色を緑色に統一し、ボディをクリヤーブラックに変更したブラックスペシャルが発売。まさかのクリヤーカラー版3台目が発売された。ちなみにこの商品で初めて「プレミアム」が商品名に付けられた。
これだけバリエーションが富んでいるにもかかわらず通常版のプレミアムや初代ブーメラン10のプレミアムは未だ発売されていなかったりする。
関連タグ
アストロブーメラン:同じ第二次ミニ四駆ブーム期に連載していた、漫画『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の世界編及びそのアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』にて登場するアメリカ代表チーム。団体名に「アストロ」を冠している。用いるバックブレーダーはリアルミニ四駆。