データ
- 身長:193m
- 体重:7万9千t
- 別名:水棲生命体
- 出身地:宇宙
- CV:山田千晴
概要
第25話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(前編)」
第26話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(後編)」に登場。
南極の海底に突如出現した巨大なクラゲやイカを思わせる姿をした生命体。
「宇宙で最も優れた生命体」「自分こそ地球の支配者にふさわしい」と自称する高慢な性格で、人間を「想像していたよりも下等な生き物」「滅びを繰り返すだけの生物」と見下している。
優れたハッキング能力を持っており、触手で絡みつく事でコンピューターのシステムを自由自在に書き換える事を可能とする。その姿はクラーコフでも捕らえることが出来ず、コンピューターから声をコピーする事が出来、自身が乗っ取った海底基地「アイスキャッスル」や、クラーコフ内の音声データのメモリを読み取り、その音声データ内の他人の声を合成音として借りて話す事で、他者との意思疎通を可能にする。本編ではハラジマ主任、スーパーGUTSのコウダ隊員、ハラジマの娘サオリの声を使用し、主にサオリの声を多用した。
人類の宇宙進出をよく思っておらず、海底基地「アイスキャッスル」を襲撃し破壊した後、ミドリカワ・マイ隊員不在のクラーコフNF-3000を水没させ、コンピューターを乗っ取った。
それと同時に、誘導電波を利用して人工太陽試験機「NSPカンパネラ」を、南極に誘導して氷を溶かし、地球を水の星にしようと企んだ。
更に自身が操っている怪獣レイキュバスを使って、ウルトラマンダイナと戦わせ、遺伝子改造を施して誕生させた戦闘員・ディゴンを基地の内部に侵入させる等、綿密な侵略計画を展開した。
しかし、誘導ミサイルに乗って排水溝から、クラーコフに戻ってきたマイによってメインシステムを奪い返され、カリヤが放ったクラーコフの熱線を受けてクラーコフから引きはがされる。
更にディゴンが全滅し、レイキュバスもダイナに倒された為、作戦の失敗を確認し宇宙へと逃走するが、ミラクルタイプのミラクルテレポーテーションで瞬く間に追いつかれてしまい、ハンドシューターで戻って行くNSPカンパネラの方向へと吹き飛ばされ、カンパネラのエネルギーで増幅したビームスライサーを受け爆死した。
余談
良く見るとスヒュームを倒したダイナのカラータイマーが赤に戻っている。エネルギー回復したウルトラマンのカラータイマーが再点滅するのは非常に珍しい。
当初はディゴンが宇宙人だったが、ストレート過ぎる為スヒュームが創作された。
当初はスフィア登場編だった為、スフィアを登場させる案もあったが、退場させるかどうかで議論になり、別の存在となった。